2013.10.11 [ 佐久のイベント ]
野山を駆け巡るスカイマラソン!
商工観光課 S^2です。
今世の中では、登山やトレッキング人口の増加により、山岳地帯を「歩く」のではなく「走る」トレイルランがブームに成りつつあります。トレイルランのレースは日本各地で開催され競技人口も年々増加しています。
特に、標高2,000m付近を走るレースを「スカイマラソン」と呼び、アスリートたちは憧れを持って参加しています。
このスカイマラソンが、この度元気づくり支援金事業を活用して実施されたので、その様子を報告します。
10月5日(土)、高峰高原(小諸市)を舞台に「浅間スカイマラソン」が開催されました。
当日はあいにくの天候で霧雨状態。しかも、時々雨が強く降るというコンディションでした。
走るコースは標高2,000mを超える本格的な山岳コース。参加者は一般・ジュニア(小学生)合計で260名。遠くは岩手県、山口県からの参加者もいました。
開会式が始まる頃は土砂降りになり、さらに悪化。参加者も若干不安そうな顔が見受けられました。
この大会には世界的なトレイルランナーの松本大さんもプロデューサーとして協力しており、参加者の皆さんにエールを送っていました。
しかし、スタート時間が近づくにつれ、空模様も次第に落ち着き、周りの山々がだんだんと見えてきました。
このレースを祝福しているかのようです。
いよいよ一般のスタートです。
一般コースは、アサマ2000パークスキー場をスタート地点として、湯の丸高峰林道、池の平湿原を通り、最高地点(2,227.2m)の東篭ノ登山を抜け、赤ゾレ、水ノ塔山と抜けてゴールする全長10Kmのコースです。アップダウンに飛んだコースにかかわらず、早い方は1時間弱というタイムでゴールします。
写真では見えにくいと思いますが、このような景色の良いコースを皆さん走っていきました。
今回優勝者のタイムは…なんと“52分”驚きです
ジュニアも同様にスタート。
ジュニアコースは、アサマ2000パークスキー場をスタート地点としてスキー場を横切り、スキーコース斜面のアンテロープ(平均斜度15度)を駆け上がり林間コースを抜けてゴールする全長3Kmのコースです。
特に、スキーコース斜面を駆け上がるというコースとなっていますが、やはり早い方は20分を切るタイムでゴールします。
では、実際の優勝タイムは…“15分”。やっぱり驚きです。
ゴールの後は表彰式が行われました。
表彰式には参加者やその家族など大勢の人が祝福していました。
一般もジュニアもこの天候にかかわらず、途中棄権者がおらず全員ゴールしました。
参加者からは、とっても景色が良く参加してよかった、という声も沢山聞こえました。
来年も開催予定とのことですので、みなさんもこの景色を見るために参加してはいかがですか。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
佐久地域振興局 総務管理課
TEL:0267-63-3131
FAX:0267-63-3105