2016.02.19 [富士見高原リゾート株式会社(富士見町) 営業企画室マネージャー 藤田然さん]
高原リゾート×アウトドア用車椅子 vol.3
富士見高原リゾートでは、昨年6月、障害を持つ人やお年寄り、子ども連れやペット同伴でも楽しめるアウトドアのイベント「ユニバーサルフェス」が初開催されました。
自分が好きなことを、人がやってくれるのが楽しい
- 「ユニバーサルフェス」はどうでしたか?
中岡さん)
「HIPPO」や「JINRIKI」の試乗や、パラグライダー、ツリーイング(木登り)などを行いました。私もいろいろと挑戦しましたが、木に登ると普段と違う目線になって、見える世界が違ったり、風やにおいを感じたり、素敵な体験でした。
2015年6月に開催されたユニバーサルフェス
HIPPOを使ったパラグライダー
- 車椅子でパラグライダーや木登りができるんですね。
藤田さん)
「HIPPO」は軽いのでできるんですが、パラグライダーも木登りも、許可してくれる場所がなかなかないんです。でも、体験することで車椅子の人が「やりたいと思えること」がどんどん広がるじゃないですか。
- これができるなら、あれもできるかも、こんなこともやりたい!って思いますよね。
藤田さん)
普通、週末に遊びたいから頑張って働くとか、こういうことをやりたいから勉強しようとか思うじゃないですか。同じように、車椅子の子どもたちも思えるようになればいいですよね。今は、障害者雇用とか就労支援とか言ってますが、頑張って働いても遊ぶところがないんですよね。
HIPPOを使ってのツリーイング(木登り)
- 確かに…そういうことまではあまり考えていない気がします。
藤田さん)
ここから広がって、新しいものが生まれたら面白いと思うんです。役立つアイテムや考え方をどんどん試して磨き上げていけるような環境があれば、そこをきっかけにして、観光だけではなく産業になっていくものが生まれるかもしれない。その可能性は充分秘めていると思います。
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