2017.03.23 [Route Design合同会社代表 津田賀央さん]
二地域居住×山の日サミット vol.2
2016年7月24 日、「信州山の日」に原村の八ヶ岳自然文化園で行われた「山の日サミット」。そして、同じく活動をスタートさせた「八ヶ岳森林調査隊」。津田さんと一緒に取り組みを進めてきた、富士見町の地域おこし協力隊・「森のオフィス」スタッフの松井彩香さんにもお話を伺います。
山や自然にどうやって“恩返し”をするか
- 「山の日サミット」はどんなことを?
津田さん)
サミットは、3部構成で行いました。自然環境への取り組みを伝える「活動報告」、自然環境とアウトドアアクティビティの理想的関係について議論する「パネルディスカッション」、今後の取り組みを紹介する「活動宣言」です。サミットだけだと堅苦しいかもしれないと思って、「リトルマウンテンモール」という山にちなんだテーマのマルシェも開催しました。
- どんな方がお話をしたんですか?
松井さん)
この辺りの環境保全や自然教育に力を注いでいる団体や企業、学校などの方に登壇していただきました。パネルディスカッションでは、「一人ひとりの意識が山の未来に繋がる」として、八ヶ岳の課題とそれに対しての取り組み、アウトドアアクティビティを楽しむ上で、どのように自然と関わっていうべきかなどの議論が繰り広げられました。活動宣言では「八ヶ岳森林調査隊」としてシカの食害調査を実施することを宣言しました。
- 森林調査隊というのは?
松井さん)
サミットを企画したときから私たちは、その日限りのイベントではなく、継続した活動に落とし込みたいという気持ちがありました。そこで「森林調査隊」も一緒に立ち上げたんです。昨年から今年にかけて4回、調査や勉強会を行う予定で、既に3回が終わっています。
津田さん)
調査隊は、サポーターというかたちでクラウドファンディングを募り、目標額を越える約65万円が集まりました。支援者も調査活動に参加しています。
- そもそも、どうしてサミットを?
松井さん)
最初は自然や山に対して、そろそろ何か“お返し”したいってところからです。
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