2018.08.21 [ 県立自然公園ライチョウサポーターズ ]
中央アルプス駒ヶ岳で約50年ぶりにライチョウが確認されました!
こんにちは。自然保護課です。
既に報道でご存知の方も多いかと思いますが、7月下旬に中央アルプス木曽駒ヶ岳でライチョウのメス1羽が確認されました
1969年頃に中央アルプスではいなくなったと言われており、実に約50年ぶりの確認になります
今回の目撃情報を受けて、8/7に環境省・長野県が専門家とともに現地調査を行いました
残念ながら個体は見つかりませんでしたが、昨年のものと思われる巣や卵、比較的最近のフンや羽根等が確認され、少なくとも1年以上は駒ヶ岳周辺で生活している個体とみています
ライチョウのオスは広く分散することがないようで、駒ケ岳周辺に今いるのはメス1個体のみと思われます。なお、卵が見つかっていますが、未受精卵と見られます。
さて、この駒ヶ岳は伊那谷側からロープウェイで標高2600m以上までアクセスできるため、体力に自信のない方でも比較的登りやすい山かと思います
(信州山のグレーディング:難易度2B)
「登山はできない」という方でもロープウェイ終点の千畳敷駅から、カールを散策するだけでも十分楽しめますよ
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