自然と遊ぼう!ネイチャーツアー

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湿原にオオジシギが渡来(霧ヶ峰)

こんにちは、霧ヶ峰自然保護センターです。

霧ヶ峰では、ツグミ、アトリなどの冬鳥の姿を見かけなくなり、ノビタキ、ホオアカといった夏期に草原で過ごす野鳥たちが多く見られるようになっています。
自然保護センター近くの林からは、ウグイス、アオジのさえずりが聞こえてきます。

今日は、この季節に霧ヶ峰へと渡ってくる野鳥達の中からオオジシギという鳥についてご紹介します。

くちばしが長く体は太め、褐色のまだら模様の外見をしています。
全長約30cmと大型でそれが和名の由来です。

この鳥の鳴き声は、とてもユニークなのです。

繁殖期には「ジェ、ジェ、ズビャーク、ズビャーク」と騒々しく鳴いて、その後に「ザザザッ」という羽音と共に急降下をします。
このディスプレイフライトと呼ばれる行為が行われるのは、主に早朝や夕方です。

今年の霧ヶ峰では、八島ヶ原湿原、車山高原周辺、踊場湿原で確認されています。
爆音のような羽音が聞こえてきたら、それはもしかするとオオジシギ。

うまくするとディスプレイフライトの瞬間に遭遇できるかも知れませんよ。

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◆お問い合わせ先
霧ヶ峰自然保護センター
住所 長野県諏訪市四賀霧ヶ峰7718-9
TEL  0266-53-6456 または諏訪地方事務所環境課0266-53-6000(内線2545)

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