自然と遊ぼう!ネイチャーツアー

~自然に触れる、学ぶ、そして守る~ 自然環境や生物多様性、自然体験型ツアーについての情報をお届けします。

御嶽山と木曽駒ヶ岳

明治の文豪は「木曽路はすべて山の中である」と記しました。
じつはその山というのは、並の山ではありません。

昨年12月に、木曽町で環境保全研究所主催の公開セミナーを開催しましたが、
テーマはずばり「すごいぞ木曽の大自然~めぐるいのちと多様性~」でした。
当日は朝から大雪であったにもかかわらず、120名もの方々が会場にみえました。

そのセミナーの冒頭でご紹介したのが下の写真です。



木曽駒ヶ岳山頂からみたもので、正面に立つのは朝日を受けた御嶽山(標高3067m)。そして、その麓の左手に木曽駒ヶ岳(標高2956m)が三角の黒い影を落としています。御嶽山は地下からマグマが吹き出して自ら成長してできた活火山、一方木曽駒ヶ岳は地下深くで固まったマグマが持ち上げられ、周囲を削り込まれて残った険しい山稜です。このように全く成因の異なる3000m級の名山が、わずか30kmほどの距離に並び立ち、その間に通るのが木曽路ということになります。このことだけをとりあげても、木曽は列島中央の大変動地帯に西から東に入ってゆくときの表参道にあたるということが納得できると思います。木曽谷から見上げるとき、御嶽は朝日に、木曽駒は夕日に映える山となります。この2つの山は、東西日本の境に立つ関守かもしれません。

さて右は、木曽駒ヶ岳のとなりに並ぶ宝剣岳
山頂の岩塔(トア)です。ときどき、高いとこ
好きの人が狭い岩の先端によじ登っています。

この写真を撮った後、たまたま岩に近づいて
みたところ、周囲の人から期待の視線を浴び
てしまい、登るつもりがなかったのに私も岩
の上に立ってしまいました。皆さん、無理は
やめましょう。

~すっぽりと青空にある さむさかな~

このブログのトップへ