2013.01.18 [ 研究日誌環境保全研究所飯綱庁舎 ]
飯綱庁舎に動物たちがやってきました!
1月も下旬に入り、飯綱では一面雪景色となっています
一見生き物の気配がない白銀の世界ですが、飯綱庁舎の近くをよく観察すると、生き物の気配が見てとれます
この2枚の写真は飯綱庁舎の二階から撮影したもの。何の足跡だと思いますか?
<写真1>
<写真2>
<写真1>はウサギ。前足を縦方向に並べてつき、それを飛び越えてその前方に後ろ足を着地して進みます。
足跡はTの字のようなムンクの叫びのような形に残っています。
<写真2>は、写真1の足跡を追いかけるように(なぞるように)残っていました。
まるというより縦長の楕円が直線的に続いているように見えますがどうでしょう。
何日かたってしまった足跡なのではっきりしませんが、たぶんキツネではないかと思います。
ウサギの後をキツネが追いかけている感じです。
実際に目の前にはいないのですが、野生の生きものの姿が想像できてなんとなくドラマチックです。
こんなに寒い冬でも、動物たちは外で元気に活動していることが足跡からわかります。
スキー場などにお出かけになったら、目をこらして雪上の様子を見てみてください。
そこには動物たちの足跡があって、実際に観察することができるかもしれませんね。
もしかしたら生きものたちはすぐ近くで皆さんのことを見ているかもしれませんよ(^o^)/ (横井・小澤)
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