自然と遊ぼう!ネイチャーツアー

~自然に触れる、学ぶ、そして守る~ 自然環境や生物多様性、自然体験型ツアーについての情報をお届けします。

第5回きずなフォーラムを開催しました

皆さんこんにちは

自然保護課のドルフィンです。

第5回きずなフォーラムが、長野県と「信州生物多様性ネットきずな」との共催で令和2年2月1日(土)に塩尻総合文化センターで開催されました。

今回は、長野県で策定している「生物多様性ながの県戦略」が今後見直しされることから、テーマを「生物多様性ながの県戦略の見直しにむけて」として、基調講演、事例報告、ワークショップを行い、88名が参加しました

まず、基調講演では、県環境保全研究所の須賀丈主任研究員から長野県が生物多様性のホットスポットであり、危機的な現状とその原因についての解説がありました。

「これからの10年は、地域の課題と生物多様性の課題をSDGsの視点で複合的に解決していこう」という内容に、参加者一同が納得したと思います

事例報告の一つ目は、「軽井沢サクラソウ会議」の須永久代表から、軽井沢町での希少種保護や外来種防除対策を行ってきた20年に及ぶ活動の歴史や活動の概要についての報告がありました

そして、二つ目の事例報告では、安曇野市でチョウの保護を行っている「安曇野オオルリシジミ保護対策会議」の那須野雅好会長から、地元で長年続けてきた子供向けの昆虫クラブでの活動やチョウの保全活動について、楽しいエピソードを交えた報告がありました

場所を大会議室に移した「出席団体の自己紹介」では、15団体からの「1分間自己紹介」を行いました。ジャスト1分で切り替わる自団体の紹介スライドに合わせるため、ちょっと早口な自己紹介になりましたが、アットホームな雰囲気で大いに盛り上がりました

その後のワークショップでは、8班に分かれて生物多様性の保全をめぐる現状に対しての「課題や問題点」を出し合い、理想的な「目標」や「解決方法」についての意見交換が行われました

ワークショップの最後には、各班のまとめをそれぞれの班から発表しましたが、様々な視点からの意見をコンパクトに発表していただき、各班で真剣な話し合いが行われたことが伺えました。

参加者からは「参加して良かった」「環境保全に取り組む方々・団体の皆さんと交流するのはなかなか無いことだったので、色々刺激になり勉強になった」との感想をいただきました

参加していただいた皆さん、有難うございました。また次回もご参加ください

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