2023.10.11 [ 長野地域の【農業】長野地域の【暮らし】長野地域振興局 ]
長野県庁インターンシップレポート【総合土木:第5弾】
農地整備課インターンシップレポート第5弾~安心・安全!農業用水の維持管理を軽減する技術~
こんにちは、農地整備課komaです。
先日に引き続き、インターンシップレポート第5弾を報告します。
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こんにちは。
長野県庁インターンシップ実習生のk.kです。
今回は、実習で訪れた飯綱町で実施されている県営かんがい排水事業芋川地区の内容を紹介します。
【芋川頭首工】
先ずは、芋川地区にある頭首工を調査しました。
芋川頭首工にある用水路の水門は、操作を自動化し、スマートフォンからの遠隔操作が可能となっています。
今回、この水門の動作確認を行いました。
↑自動化した水門の説明状況
水門を自動化・遠隔化することは、一見普通のことに感じますが、とても素晴らしいことです。
自動化・遠隔化により管理に必要な時間を大幅にカットすることができ、手動で操作を行うことが危険な場合の管理者の安全を確保することができます。
さらに大雨時に、水門の操作を迅速に行えるため、水害を防止し地域防災力の強化にもつながります。
地味なことに思えますが、とても凄い技術です!
↑自動化した水門
【小水力発電設備建設工事】
次に、小水力発電の建設予定箇所を調査しました。
この工事は、農業用水路を利用した小水力発電所を建設し、発電した電力の売電益を飯綱町が管理する土地改良施設等の維持管理経費に充てる目的があります。
↑水路の落差を利用して発電
↑落差の上流側
あまり大きな用水路には見えないかもしれませんが、この場所で発電を行うと、年間数百万円程度の売電収入を得ることができます。
今回のインターンシップでは、そのほかにも色々な実習をさせていただきました。
興味のある学生は、ぜひインターンシップに参加して様々なことを学んで欲しいです。
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