2017.12.19 [ 林業総合センター ]
ニュージーランドのきのこ博士が林業総合センターを表敬訪問
林業総合センター特産部です。
去る12月6日、食用菌根性きのこに関する国際学会(食用菌根性きのこに関する国際ワークショップ 以下国際学会IWEMM)の国際委員会事務局長を務めるアレクシス・ゲラン・ラゲッテ博士(ニュージーランド)が来日し、林業総合センターを表敬訪問しました。
アレクシス博士はフランス出身の食用菌根性きのこ研究者で、現在ニュージーランドの国立系研究機関に所属しています。
(写真中央左がアレクシス博士、右が信州大学農学部山田准教授)
今回、当所への訪問の目的は、2019 年に長野県諏訪市で開催を予定している国際学会IWEMM第10回大会の打合せと、日本における菌根性きのこ(マツタケ、ホンシメジ、ハナイグチ)に関する研究について情報収集するためです。
マツタケとハナイグチに関する研究の説明については、多数の鋭い質問により理解を深めている様子が伺え、逆に研究方法についての有用な提案もいただきました。
(当所の研究の説明を受けるアレクシス博士)
翌々日の12月8日、同じく林業総合センターで開催した「平成29 年度信州まつたけシンポジウム」にも出席していただきました。
その中で、アレクシス博士から再来年の秋に諏訪市で開催される菌根性きのこの国際学会IWEMM10について、マツタケ生産者の皆様へ紹介があり、東大での留学経験があるアレクシス博士が「皆さんこんにちは。再来年の秋、長野でまた会えることを楽しみにしています」と流暢な日本語で挨拶をすると、会場は大いに盛り上がりました。
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