その9 カーボンオフセットシステム構築事業
今年で導入から4年目に入った「長野県森林づくり県民税」(通称:森林税)のこれまでの取組をご紹介するシリーズの9回目は、「カーボンオフセットシステム構築事業」です。
東日本大震災など、近年多発する自然災害を契機に、木質ペレット、薪などの「木質バイオマス」エネルギーへの関心が高まっています。
この木質バイオマスをストーブなどの燃料に使用することで、従来のように石油やガスを使った場合に比べて、排出される二酸化炭素の量を削減することができます。
この排出削減量を社会貢献活動に熱心な企業などに購入していただき、その販売益をペレットストーブ・薪ストーブユーザーに還元するシステムを構築するのがこの事業で、全国に先駆けた取組として注目されています。
例えば、ペレットストーブの場合だと、10キログラムでおよそ470円の木質ペレット購入費に対して、15円程度が還元されます。
今後も、木質バイオマスの利用促進のため、利用用途の開発や、さらなるPRに努めてまいります。
長野県カーボンオフセットシステムのホームページ
http://www.pref.nagano.lg.jp/rinmu/ringyou/carbonoffset/carbonoffset3.htm
(ペレットストーブのカーボンオフセットシステムのパンフ)
(薪ストーブ 〃 )
昨年度までの3年間の事業実績をとりまとめた
「みんなで支える森林づくりレポート」は、
こちら(PDF形式:2833KB/39ページ)
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林務部森林政策課企画係
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330
メール:rinsei@pref.nagano.lg.jp
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