来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

松本周辺の山<黒沢山2>

林務課のKです。

黒沢山は、松本市街地から見て西にある低い山並みの中にあるピークの一つですが、登山道が整備されていないので訪れる人も極めて少ない山です。
3月下旬、前回(1ヶ月前)途中で撤退したルートを再度辿ってみました。

松本市梓川の麓近くから望む黒沢山(2051m)

ルートとなる山頂に続く尾根の先端を横切る林道(900m)から山の中に分け入ります。

しばらくは急な雑木林の尾根筋を登ります。

前回撤退した地点も通過して、残っている雪の上を選んで登ります。(ササ藪を漕がなくて助かります)

斜度が急になってきたので簡易アイゼンを着けます。この日は冷え込んだので雪面も締っていてアイゼンが有効でした。

標高が高くなるにつれて雪質も柔らかくなり、ツボ足では雪にハマるようになってきたのでカンジキも使いました。

山頂近くはコメツガやシラビソの針葉樹林となり、凍てつく森の急斜面をひたすら登ります。

登り始めて6時間余り、ようやく山頂に到達しました。

黒沢山は、樹木に覆われ人の気配もなく眺望は全く楽しめない山ですが、達成感は充分に味わえました。

里山と言えども標高2000mの山の上は、3月でもまだ雪の残る冬山です。雪の森を歩くには冬山装備と地図やGPS、そして慎重な行動が必要ですが、自らルートを決めて進む自由さと、静かな山の世界を楽しめるのが雪の山の魅力です。

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