2024.12.26 [ 林務課 ]
林業技術者の今昔物語 ~徒然なるままに~
山に行くときは
広範囲に位置を知るためには、購入した国土地理院の図面(縮尺5万分の1等)、林況を把握するためには、森林基本図(5千分の1)をコピーして(最大A3サイズまで)……
現場監督では、作図した青焼き図面を持っていきました。(当時、大版の図面を複写する方法は青焼きでした。)
自分の位置を知るためには地形地物(尾根、沢、道路、鉄塔)や樹種(ヒノキ、スギ、アカマツ、カラマツ、その他広葉樹)との照合が必要でしたが、平成16年頃からハンディGPSの導入により、容易に位置や軌跡を把握することが出来るようになりました。
平成27年頃からはスマホに必要なデータを取り込むことにより、より簡単に調査を行うことが可能になりました。
地図ソフトと言えば
平成23年からカシミール3D(地理院地図、基盤地図情報などを読み込んでいろいろな地形表現を行うことができるフリーソフト)を使うようになりました。
GPSの軌跡を取り込むことにより現地で撮影した写真について、正確な位置を把握することが可能になりました。
現在ではいろいろなソフトがありスマホアプリとして使うことが出来ます。
パソコンについて
入庁した頃は、文書作成は手書きかワープロ印刷でした。
平成のはじめ頃、パソコンが徐々に導入され始めましたが数人に1台程度で、交代で使っていました。
その後、Windows95が発売され、爆発的に普及が進み、今やなくてはならない存在となっています。
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