2014.01.04 [ 林務課 ]
『なだれ予防柵』を設置しました。
松本地方事務所林務課では治山事業として、「なだれ防止保安林」の中に『なだれ予防柵』を設置する工事をしています。
なだれの発生が予想される区域に柵を設置し、なだれの発生を未然に防止する工法です。
ワイヤーのネットで作られた柵で、なだれの原因となる大量に積った雪の移動を防ぎます。
これを毎年、何段か設置します。今年は7段設置しました。
木は小さい頃の積雪の影響で根曲がりしています。
場所は松本市乗鞍の鈴蘭地区と白骨温泉を結ぶ林道奈川安曇線の蛭窪トンネルの上部尾根斜面です。
とても高いところなので、45度以上の急勾配も登るモノレールに乗って作業に向かいました。
順次、整備を進めていますが、なだれの発生を全て防ぐことは出来ません。
冬期の道路通行にあたっては、道路交通情報や気象情報を確認のうえ、慎重な運転をお願いします。
(林務課治山)
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