2022.01.26 [ 計量検定所 ]
計量女子の計量検定所日記「大関級のマスコンパレータが来ました」
こんにちは!計量女子です。
今回は、計量検定所のある松本合同庁舎を離れて、松本市内某所にある分銅置場に来ています。
目的は、入れ替えにより新しくなった「マスコンパレータ(質量比較器)」の使用方法を学ぶことです。
マスコンパレータの役割については、以前(昨年5月)こちらのブログで紹介しました。
その時のブログに出てきたマスコンパレータはひょう量(精度を保って計測できる最大の質量)5kgのものでしたが、
今回新しくなったマスコンパレータのひょう量は、なんと「1,100kg」!
分銅置場に保管してある50㎏から1tの大型分銅の精度を確認し、質量を調整する際に必要不可欠な計量器です。
そして、このクラスの分銅ともなると、職員が素手で運搬できる代物ではありません。
マスコンパレータへの分銅の載せ降ろしは、フォークリフトを使用します。
メーカーの方を講師にお迎えして受講したおよそ2時間弱の研修で、新しいマスコンパレータへの理解が(計量女子以外の)職員に深まったはずです。
※研修の最中、「フレミングの左手の法則」という単語が出てきましたが、計量女子は事務職なのでまさか仕事でこの言葉を聞くことになるとは思いませんでした。
家に帰って、計量中学生(受験勉強真っ最中の中学3年生)に「フレミングの左手の法則って知ってる?距離と速さと時間だっけ?」と聞いたら、お前は何を言っているんだという顔をされました。
ここからは余談ですが、研修の前日(1月23日)大相撲の関脇御嶽海関が、13勝2敗という好成績で13場所ぶり3度目の優勝を果たしました。
以前、1t分銅の質量を「体重175㎏の御嶽海関5.7人分」と説明したことがありました。
また、はかり定期検査からの帰りに撮影した、御嶽海関の田んぼアートを紹介したこともありました。
御嶽海関は、「1t分銅の如き堅牢な力強さ」と「荒ぶる波の如きたくましさ」で賜杯を手中に収め、大関昇進を決めました。
同じ木曽出身者として、こんなに誇らしいことはありません。
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