2014.07.11 [ 消費生活センター ]
「特殊詐欺非常事態宣言」の発令中です
長野県警が今年上半期(1月から6月)に認知した特殊詐欺の被害件数は、94件、金額では5億4900万円に上っています。前年の同期より件数では19件、金額では1億500万円の増となり。過去最悪の被害額を記録した昨年以上のペースで発生しています。
このような現状を踏まえ、「特殊詐欺非常事態宣言」が発令中です。
特殊詐欺で最近目立つのは、高齢者が現金を持参し新幹線や特急あずさに乗り、上京してだまし取られる「上京型」です。
また、レターパックに現金を入れ郵送する特殊詐欺や現金自動預払機(ATM)を使った振込み詐欺もあります。
息子や孫を名乗って現金をだまし取る「オレオレ詐欺」も増加傾向にあります。実際には価値のない有価証券の購入やギャンブル必勝法の情報提供料等の名目で現金をだまし取る「もうかります詐欺」などの特殊詐欺事件が多発しています。
県民の皆様には、自宅の固定電話を常時留守番電話やナンバーディスプレイの設定にして、相手が確認できる場合だけ電話に出る、又は市販されている特殊詐欺対策専用機器を電話に取り付ける、自ら名乗らないなど自衛策をお勧めします。
松本消費生活センターでは7月14日から7月23日まで、松本合同庁舎ロビーにて、特殊詐欺・悪質商法に関するパネル展示を行ない消費者の啓発に取組んでいますので、お立ち寄の際は是非ご覧ください。
少しでも「あやしい」「おかしい」と感じたら、お近くの消費生活センターにご相談ください。
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