11月の天候に恵まれた日に塩尻市方面の現地調査を行いました。
最初は、「信州塩尻農業公園 チロルの森」です。
動物広場には、「アルパカ」さん迎えてくれて、とても愛らしいです。
ラクダ科の動物で極めて良質な体毛を備えているそうです。
ハートマーク型に毛を刈りそろえてありました
チロルの森は、今年は11月25日から3月中旬までは冬季休園になっています。休園の間は人気のソーセージの加工などに力を入れているそうです。開園中は四季おりおりの花が楽しむことができます。自然を満喫し、エンジョイできる施設もそろっていますので、ぜひ、ご家族おそろいで訪ねてみてください。
チロルの森から、「県立塩嶺王城自然公園」に続くウォーキングコースの一部を歩きました。このコースは、平成22、23年度の「元気づくり支援金」で整備されたそうです。
塩嶺王城自然公園は、塩嶺峠を中心として、高ボッチ山から、辰野町の王城山まで続いています。
コースの途中には、「日本土真ん中」の標柱もあり、
10月27日(日)には第4回『日本土真ん中ウォーキング』も行われました。
今回歩いたコースの終点には、北アルプス展望台があり、風景を楽しむことができました
最後に、アルプスワインを製造し昭和2年創業の(株)アルプスさんと子会社のアルプスファームのぶどうの圃場を調査させていただきました。(以下の写真は前のブログのものを使用しておりますのでご了承ください)
矢ケ崎啓一郎名誉会長から、契約農家400戸からなるアルプス出荷組合と共存共栄で良質なワイン生産を目指していること、長野県原産地呼称管理制度の審査が厳しいながらも、田崎真也委員長をはじめとする委員会から認定されることにより、県産ワインの品質向上につながることやワインが健康維持に役立つこと等々年齢を感じさせないお話に圧倒されました。
生産農家の高齢化や担い手不足はブドウ栽培にも及んでおり、(株)アルプスでは、子会社の「アルプスファーム」を平成21年に設立し、自社栽培によるブドウを確保を目指しています。20haを当面の目標として、奈良井川沿いの遊休荒廃地を集積しながらブドウ作りに取り組まれています。
圃場に残されていたカベルネソービニヨンを口に含んでみましたが、糖度は20度を超えているそうで、とてもフルーティでした。本格的な商品化が待ち遠しい限りです。
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