松本保健福祉事務所の ふじっこ です。
去る9月19日(火)、松本合同庁舎講堂で【令和5年度松本地域食育フォーラム】が開催されました
長野県では、今年度から新たに長野県食育推進計画(第4次)を始動し、「信州の食でつながる人づくり・地域づくり」を基本理念とし、「若い世代への食育」を始めとした基本分野における目標と重点的な取組を定めています。
そこで、松本地域では若い世代に向けて松本地域の魅力や地域で連携して取り組む食育の重要性を伝えるとともに、若い世代からのアイデアを引き出し、多様な食育関係者の連携・協同の強化により松本地域の若い世代への食育活動を推進することを目的として、食育フォーラムを開催することとしました。
今回参加されたのは、松本地域の食育関係者の皆さん、食生活改善推進協議会松本平支部の皆さん、松本大学人間健康学部健康栄養学科の実習生の皆さん等、約80名です。
コロナ禍を経て、久しぶりに集合でのフォーラムに皆さんワクワクしている様子でした
〇事例発表は3つの事例が紹介されました。
1例目食生活改善推進協議会(食改さん)による【食改が取り組む健康づくりのための食育】
2例目安曇野市北部学校給食センターの栄養教諭による【学校給食における食育活動の現状】
3例目松本大学の実習生による【大学生が考える大学生のための食育の検討】
参加された皆さんは、他の食育団体の活動に興味津々な様子で見入っていました
〇グループワークでは、大谷翔平選手で話題になった『マンダラチャート』を活用して、ブレインストーミングの手法で、若い世代への食育についてにぎやかに話し合いました。
マンダラチャートは、目標を達成するための具体的な行動やアイディアを洗い出すことに有効なツールです
まず1枚目の模造紙の9マスの枠の真ん中に【テーマ:明日から始める若い世代への食育】を書き込みます。
それぞれが思いついたアイディアを付箋に書き出し、似たものは重ねていきます。その中からベスト8項目を選んでマジックで残り8マスに書き込みます。
さらに詳しく検討したいキーワードを1つ選び、2枚目の模造紙の9マスの枠の真ん中にマジックで書き込みます。取りあげた1項目についても同じようにアイディアを出し合います。
「食育関係者は若い世代にこんな食のことを伝えたいんだよ。」「若い世代はこんな食のことについて知りたいんです。」などなど1時間があっという間のグループワークでした。
あるグループは、2枚目の模造紙の真ん中に『簡単レシピ』というキーワードを書き込みました。その周りには、パッククッキング、ワンフライパン調理、電子レンジの活用、炊飯器の活用、冷凍食品とカット野菜の活用、SNSの活用、、、などがあがりました。若い世代に食育をすすめるためのヒントが見えたような気がしました
最後に座長の松本大学廣田先生に、まとめていただきました。
今回のグループワークは、広い視野で若い世代へのアプローチを検討するよい機会となりました。
各団体で今後の食育活動に今回の検討であがったキーワードを活用してほしいと思います
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