適正な山づくりをするために、基本的な座学を受けてから実習に移ります。
現在の山の状況の調べ方、適正な山とする目安など学んだ後、実習として、枝打ち、間伐と主に冬に行う作業を体験しました。
最終回の1月には、一年の成果となる記念の木工品を各自で制作。
4月の植林から始まった講座も、1月の末の木材を利用するところまでを体験し修了となりました。
木を植えてから育てて、収穫するまでに何十年もかかってしまう林業ですが、今回の講座では、一年間で体験するため駆け抜けるように進んでいきます。このため、講座を受講すればだれでもプロと言う訳にはいきませんが、山仕事の様々な場面の入り口をすべて体験できることから、安全な山仕事をおこなうための技術や経験を積むことはでき、皆さん笑顔で修了証を手にされていました。
林業体験講座は、年間通して参加いただく講座です。
3月ごろから募集を開始しますので、森林学習展示館のホームページをチェックしていただければ幸いです。
来年度の講座につきましても、原則として日曜日に開催する予定ですが、一部の講座は平日に開催する予定ですので、よろしくお願いします。
〈本件に関するお問い合わせ先〉
長野県林業総合センター 森林学習展示館
電話 0263-88-2035
(月曜日は休館日です。月曜日が祝日等の場合は、火曜日が休館日になります。)
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FAX:0263-47-7821