来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

桜満開の下、水の恵みを願う(水神祭の様子)


農地整備課のH.Sです。
春の訪れと共に、松本平のあちこちで桜の花が満開です。
その桜と共に松本平や安曇野では今年も農作業が始まっています。
そんな中、田畑を潤す「命の水」の恵みを願い、各地の用水路などで水神祭が執り行われています。
何か所かの水神祭に参加しましたので紹介させていただきます。



まずは松本市・塩尻市・山形村・朝日村の畑地帯に梓川の水を供給している中信平右岸土地改良区の水神祭です。
高さ3m以上もある立派な水神様に今年の豊穣をお願いします。
ところで、昭和20年代に松本市安曇から梓川の水を取水し、昭和52年にかけて北は安曇野市穂高から南は塩尻市桔梗ケ原までの8,847haを潤す農業水利改良事業が完成しました。
これによって松本平は一大農業生産地となったことをご存じでしょうか?

次は安曇野市穂高周辺の水田を潤す「矢原堰」の水神祭です。
矢原堰は今から360年も前に開削された用水路で420haの水田に水を配り、安曇野のお米を作る重要な基礎を支えています。


歴史を感じさせる小さな祠にお参りし、矢原堰でお清めを行いました。
どこの用水路でもゴミの問題に農家の皆さんは苦労しています。
汚いゴミの浮いた用水路の水で育ったお米を食べたいと思います?
皆さんも用水にゴミを捨てたり、汚すようなことはしないでくださいね。

今年も松本平に豊かな恵みが訪れますようにとお祈りしてまいりました。

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