来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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地域の知恵袋【松塩筑猟友会会長 芦田 勝弘さん】

 今回の「地域の知恵袋インタビュー」のお相手は、
松塩筑猟友会会長の芦田 勝弘さんです。
 猟友会員は、昭和40年頃のハンテンィグ最盛期には2,800名がいましたが、現在は600名ほどに減少しました。特に銃猟免許の会員はピーク時の7分の1に減ってしまいました。


 猟友会は元々ハンティング(趣味)を主な目的として組織化された団体ですが、シカが増加し始めた10年ほど前から「有害鳥獣捕獲」に従事する機会が増加し、地域住民からの有害鳥獣に関する相談も増えてきました。一方で、銃に関する規制や維持費用がかさむなど、なかなか会員が増えない厳しい状況にあります。
 今回、芦田さんからは、現在行政が進めている有害鳥獣対策について次のようなご意見をいただきました。
①松本市ではシカ・イノシシ等の被害から農地を守るため、鋼製の侵入防止柵を計画的に設置していて、一定の防除効果をあげている。
しかし、一部には道路・河川や行政界で途切れてしまい、有害獣の侵入を防げない状況がある。地方事務所において市町村間の調整を図って効果あるものとなるように対応してほしい。
②恒久柵や電気柵など様々な方法があるが、メンテナンスのことを考えると今後の課題が残る。
地域によっては広域的な柵を設けない意向の場所もあり、地方事務所で調整いただければありがたい。
③有害鳥獣捕獲に関する補助金について、市町村によって金額が異なるのが少し問題、ある程度広域的に調整する必要があるかもしれない。
今年、松本市は1頭の補助金額を増額して捕獲実績に対する補助としたことから、会員もやる気になって昨年に増して多くの捕獲をおこなっている。
行政界を超えて侵入防止柵の設置を検討する必要性や柵の維持管理、捕獲報奨金のあり方などのご意見、ご提案をいただきました。

 今回のインタビューを通して、有害鳥獣による被害に対し、有効な手段の一つである「捕獲」の担い手である猟友会員の重要性が増している反面、会員の減少に苦慮しており、行政としても新規会員の勧誘や新たな担い手の確保などの対策を講じる必要性を強く感じました。
管内市村においては、捕獲に対する報奨金制度も導入される等、捕獲に従事する方々への支援も行なわれていますが、新たな手法として、捕獲効率の検討等や野生獣肉の活用など多くの方々の協力をいただく必要があります。野生鳥獣に負けずに自然豊かな信州の自然を次世代に残すため、様々な方々の協力が重要であると強く感じました。

「インタビューの詳細は松本地方事務所のホームページをご覧ください。」

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