松本地域振興局商工観光課のYです。
松本地区のスキー場安全対策パトロールとして、施設利用客が快適で安全に利用していただけるよう、関係者(スキー場施設管理者、警察署、消防署、朝日村、麻績村、地域振興局)が協力し、1月18日(月)「あさひプライムスキー場(朝日村)」、25日(月)「聖高原スキー場(麻績村)」をパトロールしました。
なお、松本市に新型コロナウイルス感染警戒レベル5「特別警報Ⅱ」が発表されたことから、「野麦峠スキー場」、「Mt.乗鞍スノーリゾート」のパトロールは、感染防止の観点から中止としました。
新型コロナウイルスの感染が拡大しており、今シーズンはコロナ禍でのスキー場運営となりますので、パトロールのチェック項目に新たに新型コロナウイルス感染症対策を盛り込み、「索道事業における感染症対策に関するガイドライン」に沿ったスキー場運営を行っているかの点検も行いました。
まず、スキー場施設管理者への聞取りにより、ケガ人の救助体制、圧雪車の運行規定、リフトの安全点検状況、新型コロナウイルス感染症の対策状況などを確認した後、現地調査としてゲレンデの整備状況、案内標識や進入禁止ロープ・防護ネットの設置状況などを確認しました。
【あさひプライムスキー場】
あさひプライムスキー場は、今シーズンから新しい指定管理者により再出発したこともあり、朝日村小林村長様もパトロールにご参加いただきました。
関係の皆様のそれぞれのお立場でご確認いただき、事故防止や新型コロナウイルス感染症対策などの確認をおこないました。
進入防止ネット 良し!
非接触式検温器の設置、ソーシャルディスタンス 良し!
【聖高原スキー場】
好天の中をチェックさせていただきました。
スキーヤーが気持ちよく滑走していましたが、警察に消防・・・って何か事故、事件?と思われていたのか不思議そうでした。(笑)
新型コロナウイルス感染症対策は、チケット売り場、休憩所、食堂、トイレなどで徹底しており、従業員の予防対策もしっかりと行っていました。
パトロールした結果について、再度、関係者で意見交換を行いました。スキー場施設管理者へ、事故防止や新型コロナウイルス感染症対策など、安全対策に万全を期していただくよう改善が必要な箇所の改善をお願いしました。
最後に、スキー場では安全対策に努めていますが、お客様の協力がなければ、事故やコロナ感染のリスクはなくなりません。
また、安全ロープや立入禁止看板の向こう側は、管理されていない斜面であり、バックカントリー(自然の雪山)では様々な危険が潜んでいるため、スキー場を利用する際には、必ずルールを確認し、滑走禁止エリアには立ち入らないようにするとともに、マナーを守って楽しく安全に滑りましょう。
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