来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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計量女子の計量検定所日記「計量研修センターへ行ってきました(前編)」

こんにちは!計量女子です。
今回は、計量関係の仕事をしている人にはお馴染みですが一般には全く知られていないという「計量研修センター」の紹介です。

都道府県や特定市の職員が初めて計量行政に関わることになった時、まずは計量法及び関係法令の習得から始まります。
また、日常業務の中でより専門的な知識を身に着ける必要が生じてきます。
このような計量行政職員に対し、計量に関する専門教育を行う機関が茨城県つくば市にあります。

以前このブログでメートル原器やキログラム原器の紹介をしましたが、原器が保存されている場所が国立研究開発法人産業技術総合研究所(通称:産総研)の中にある計量標準総合センターです。

国立研究開発法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター
(新しいウィンドウで外部サイトが開きます。)

計量標準総合センターの中に、計測計量分野の人材育成を目的として計量研修センターが設置されています。
計量女子のような計量行政職員だけでなく、計量士の資格取得を目指す一般の方、また民間企業で計量業務に携わっている方などの教習機関であり、長野県計量検定所からも毎年教習生を送り出しています。

Map data ©2023 Google

松本合庁から計量研修センターへ行くには、松本駅から特急あずさで新宿駅まで行き、秋葉原駅からつくばエクスプレス(TX)に乗って終点のつくば駅まで行くのが一般的かと思います。

Map data ©2023 Google

つくば駅と計量研修センターのある産総研の間は徒歩だと3.3 km離れているので、よほど足に自信のある人以外は路線バスかタクシーで向かうことになります。

実は、つくば駅と産総研の間には連絡バスが運行されており、産総研行き最終便の17:33に間に合えば、駅から無料で産総研に行くことができます。

バスに揺られて30分近く(産総研の敷地内をあちこち回っていくので時間がかかる)、産総研中央に到着。

中央(第1前)のりばは産総研中央地区のほぼ真ん中に位置するバス停ですが、ここから計量研修センターまでさらに歩かなくてはなりません。
※産総研中央地区の敷地面積は988,131 m2。東京ドームの敷地面積が46,755 m2なので、換算すると産総研中央地区は東京ドーム約21個分の広さです。ちなみに東京ディズニーランドの敷地面積が510,000 m2、東京ディズニーシーが490,000 m2なので、産総研中央地区とランド+シーの広さはほぼ同じということが言えます。

写真では小さくて見えませんが、池には鴨がのんびり泳いでいて、ここが我が国有数の研究施設であることを忘れてしまうのどかさです。

この日は午前中仕事をしてからつくばへ向かったので、産総研中央バス停に着いた時には午後6時を過ぎていました。
夏の始まりの夕焼けを見ながら「こりゃまたとんだ遠い所に来ちゃったもんだ(´・ω・`)ショボーン」と、重いカートを引きながらとぼとぼと歩くこと約10分。

ようやく計量研修センターに到着しました。
ここには全国各地から教習生が来る(今回は北は岩手から南は鹿児島まで計35名の計量行政職員が集まりました)ため、センターの中には宿泊できる施設も備えられています。
次回は、計量研修センターでの暮らしを少しご紹介します。(つづく)

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