来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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計量女子の計量検定所日記「地下の『はかる』を見てきた話」

こんにちは!計量女子です。毎日暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回の計量検定所日記は、地下にあるちょっと涼しい場所からお送りしています。

計量女子が訪れたのは、安曇野市にある犀川安曇野流域下水道事務所(愛称:アクアピア安曇野)。
松本市(旧梓川村)・安曇野市(旧豊科町・穂高町・三郷村・堀金村)から排出される下水の処理事業を行っている県の機関です。

こちらの処理場では、1日あたり約24,000㎥の下水を処理しています。
住居や工場が増えれば、その分排出される下水量(=処理する下水量)も増えていきます。流入下水量の把握は、施設の維持管理上大変重要なことです。
犀川安曇野流域下水道でも、施設内の数か所に下水の流量を量るための流量計を設置しています。

いくつかある流量計の中から、今回はポンプ棟に設置されている流量計を見せていただきました。
ポンプ棟とは、地下約8mの深さにある下水をポンプで約11m揚水して沈砂池(ちんさち。ここで下水の土砂やごみを取り除く。)へ送る施設です。

こちらの流量計は、電磁波を利用して下水の流速を計測し、流量を算出するタイプのものです。
流量は、流積(下水管の断面積)に流速(一定時間内に下水の流れる速さ)を掛けることで算出できます。

この太い管は、処理場の地下の至るところに張り巡らされています。普通に生活していると見ることはできませんが、このような施設が目に見えない場所で私たちの生活を支えてくれているのだと改めて実感しました。

今回は、特別な許可を得てポンプ棟に入れていただきました。
例年ですと毎年9月に開催される「アクアピア安曇野ふれあいデー」というイベントで一般向けの処理場見学を実施していますが、新型コロナウイルス感染症により今年度の開催は昨年に引き続き中止となりました。
感染症が収まり、ふれあいデーが再開した際には是非訪れてみてください。

アクアピア安曇野 下水処理フロー図(PDF)

こちらの事務所では、「マンホールカード」を配布しています。
現在は、感染症対策により玄関ホールから携帯電話で職員を呼び出すかたちで配布しているようですので、興味のある方は携帯電話を忘れずにお出かけください。
配布日時は、平日の8時30分から17時15分までです。
(写真のマンホールカードは、計量女子が2019年のふれあいデーで処理場見学をした時に頂いてきた貴重な私物です。)

ちなみにこの日は、自動芝刈り機が処理場内の芝を黙々と刈っている様子が見られました。
計量検定所には1t分銅やフォークリフトはありますが、こんな可愛くてすごい芝刈り機はないので、これを見られただけでも来てよかったと思いました。

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