2010.12.22 [■四季彩だより~信濃の国から~]
Vol117■読まなきゃチョーソン市町村 上田市
長野県の東部に位置する上田市の「信濃国分寺」は、奈良時代、国の安泰を願う聖武天皇が天平13年(741年)に詔(みことのり)を出して全国各地に建立した「国分寺」の一つ。その後、焼失・再建を繰り返しましたが、現在は「八日堂」とも呼ばれて地域住民に親しまれています。
来年1月7日(金)~1月8日(土)、「信濃国分寺八日堂縁日」が開催されます!
八日堂縁日は、毎年この日に行われ、各地から訪れる多くの参拝客で賑わいます。
参拝客の一番のお目当ては、この縁日でしか販売されない「蘇民将来符(そみんしょうらいふ)」。ドロヤナギの木から作られた六角錐形の“厄よけ開運”の護符(ごふ)です。
蘇民将来符というものは全国各地に伝えられていますが、信濃国分寺のものはその形状や図柄が特に優れていると言われているんですよ。
今から500年以上前の室町時代から続くとされる信濃国分寺の蘇民将来符は、国の選択無形民俗文化財に認定されています。
縁日では、境内に福だるま市が立ち、周辺には多くの露店も並びます。新年が良い年になりますようにと願ってだるま等を買い求める人々の熱気で、寒さも吹き飛ぶほどです。
「信濃国分寺八日堂縁日」は、新春の上田の風物詩の一つとなっています。
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