2012.08.02 [■四季彩だより~信濃の国から~]
<VOL.191>四季彩だより~信濃の国から~
真夏の夜とくれば!なんといっても色とりどりの大輪の華を咲かせる花火!
お待たせしました! 8月15日(水)、「諏訪湖祭湖上花火大会」が開催されます。
今年も諏訪の夜空が光の渦で埋め尽くされます!
(写真提供:諏訪市)
諏訪湖祭湖上花火大会」は今年で64回目を迎えます。
昭和24年8月15日、終戦後の混乱の中、市民が明るい希望を持ち、一日でも早く立ち直ることを願って、諏訪湖で開催された「納涼諏訪湖花火大会」がこの花火大会の始まりだそうで、5万人の観客が訪れたそうです。
その後、毎年、回を重ねるごとに大会規模も大きくなり、今では、打上げ数、規模ともに全国屈指の花火大会となっています。
(写真提供:諏訪市)
10号玉早打ち、夜空を埋め尽くす大スターマイン、全長2kmに及ぶ大ナイアガラなど、圧倒的なスケールを誇る演出が目白押し!どれもこれもため息が出る美しさと迫力です。
なかでも“水上大スターマイン(Kiss of Fire)”はこの花火大会の名物で、いくつもの円形花火の上半分が湖上で開き、もう半分が湖面に映し出されるなか、10号玉連発などのスターマインと重なり、その素晴らしさと言ったら・・・〈百聞は一見にしかず〉と言いますが、自分の目で見ていただくほかありません!!
また、諏訪湖は周囲を山に囲まれているため、花火の炸裂音が山々に反響し、その音は、体の芯まで響き渡り、花火の臨場感を一層盛り上げてくれます。
(写真提供:諏訪地方観光連盟)
大会当日は、諏訪市内を中心に大変な混雑が予想されます。
電車などの公共交通機関を利用していただくなど、時間に余裕を持ってお出かけください。
(写真提供:諏訪市)
湖上花火大会の余韻がまだ残る中、9月1日(土)に「全国新作花火競技大会」が行われます。
この花火大会は、諏訪湖を舞台に全国の意欲ある若手煙火師が、斬新な発想と独創性に富んだ自術で創作した芸術性の高い新作花火を競う大会で、今年で30回目を迎えます。
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