楽園信州

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<VOL.214>四季彩だより~信濃の国から~

雪と楽しく遊ぶ! ~第31回 いいやま雪まつり~(飯山市)

1年のうちで最も寒さが厳しくなるこの時期!
目ざまし時計に起こされ、窓の外を眺めると、日が昇り始めた厳寒の朝の光景が広がり、思わず布団に逆戻りしてしまいました。
今回は、2月行われる雪まつりの紹介です♪♪


(大勢の人でにぎわう、雪まつり会場)


長野県内の市の中で、最も北に位置する飯山市。
古くから信州と日本海を結ぶ交通の要所として栄え、塩、魚などの海産物の集散地の役割も担ってきました。戦国時代には、上杉謙信の川中島出陣の際の前線基地としての戦略的な重要拠点として、飯山城が築かれました。

現在では、農業を中心として、「飯山仏壇」や「内山紙」(和紙)などの伝統工芸品をはじめとする地場産業や観光に力を入れています。
また、北陸新幹線の長野-金沢間の建設工事が行われており、平成27年(2015年)春には北陸新幹線「飯山駅」が開業予定です。

冬の飯山は、日本海からの季節風が関田(せきだ)山脈にぶつかり、その影響によって生じた上昇気流が大量の降雪をもたらします。日本でも有数の豪雪地帯となっており、一年のうちの約3分の1の期間が雪に覆われます。


(街中を彩る雪像)

生活を営む上で厄介者の雪ですが、飯山の人々は毎年、この雪を上手に観光資源として利用して“雪まつり”を開催しています。

それが、今年で31回目を迎える「いいやま雪まつり」です。

今年は、2月9日(土)、10日(日)の2日間の日程で開催されます!

期間中は、メイン会場を中心に市内全域に趣向を凝らした雪像が大小約100体以上も出現し、市街地全体が雪の芸術に彩られます。
イベント期間中は、盛りだくさんのプログラムが祭りをさらに盛り上げます。
特に10日に行われる「雪中神輿」は、全国でも珍しい雪の中を練り歩く神輿で、勇壮な掛け声とともに男衆の熱気で周りの雪も溶けるかと思われるほどの迫力です!!

〔主なイベント〕
 9日、10日「はたらく車に乗ってみよう!!」・・・ 消防車やパトカーなどが大集合!
 9日、10日「スノーカーニバル」・・・ 雪上でのミニゲームが目白押し!(有料)
 9日、10日「スノーライダー」・・・ 毎年大人気の雪のロング滑り台(大人も可能)
 9日、10日「大抽選会」・・・新幹線飯山駅開業2年前を記念した大抽選会

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