2011.02.10 [■アレ☆これ☆信州]
Vol123■とく☆とく信州 原産地呼称(その1)
皆さん、「長野県原産地呼称管理制度」ってご存知ですか。
ずらりと並んだ審査酒
「農産物」と日本酒やワインなどの「農産物加工品」について、「長野県内で生産・製造されたもの」を消費者の皆さんに自信と責任をもってご提供するための制度で、スタートから8年を迎えました。
「ワイン」「シードル」「日本酒」「焼酎」「米」についてそれぞれ審査会が開催され、厳しい専門家の審査を経て世に送り出される認定品は、全国的にも高い評価を得ているんですよ。
去る2月2日(水)、「お酒」4種類について今年最初の審査会が塩尻市内で開催されました。先ごろ世界ソムリエ協会会長に就任された田崎真也さんをはじめ、今回も各界随一の皆さんによる審査が行われ、その結果、ワイン41本、シードル(※)7本、日本酒23本、焼酎22本が新たに認定されました。
※シードル…りんごを発酵させて作ったアルコール飲料。
ワインの審査風景
審査会終了後は、審査委員の皆さん、阿部知事、開催地である塩尻市の副市長さんが参加して今回認定となったお酒の“お披露目会”が開催され、一般の参加者約200名と一緒に、今年最初の認定品の味を楽しみました。
認定酒のお披露目会
ところで、今回審査されたお酒の味はどうだったのでしょうか。審査委員の皆さんのコメントを集めてみました。
「年々確実にレベルが上がっている」(ワイン)
「レベルが高い」(シードル)
「かなりいい。生き生きした酒が多い」(日本酒)
「造り手の努力を感じた」(焼酎)
さらにワインとシードルについては、審査委員の評価が極めて高いお酒に「審査員奨励賞」が贈られるんですが、今回はワイン2本、シードル1本が選ばれました。
認定となったどのお酒もその味は折り紙付きですが、こちらのお酒の味はかなり期待できますよ♪
認定を受けたお酒にはすべてこのマークが付けられています。このマークのお酒を見つけたらぜひ一度お試しくださいね!
☆次号からは、今回認定されたシードル、ワイン、日本酒、焼酎についてシリーズでご紹介します。お楽しみに!
「長野県原産地呼称管理制度」と審査結果について詳しくはこちら≫(パソコン用)
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