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Vol.35 特集■いよいよ目前!! 善光寺御開帳

また愛されすぎてしまったせいか、戦国時代に御本尊は40年余の流転の旅をすることに。
武田信玄は善光寺に戦禍が及ばないようにと、本尊から寺僧までまるまる善光寺を甲府に移してしまいました。その武田家が織田・徳川軍に敗れると、本尊は岐阜→清洲(愛知)→浜松→甲府、そして最後に豊臣秀吉が京都へと場所を移し、秀吉の死の直前にやっと信濃へと戻ることができたんですよ。


賑わう仲見世商店街

■ 御開帳って何?どうスゴイ?
さて、『善光寺縁起』に出てくる善光寺ご本尊の阿弥陀如来は絶対秘仏。今ではその姿を誰も見ることはできません。御開帳でお姿を拝むことが出来るのは、本尊の身代わりとして鎌倉時代にまったく同じ姿で作られたという「前立(まえだち)本尊」です。
普段は御宝庫に安置されているのですが、七年に一度の御開帳の時だけ本堂に移され、毎朝厨子の扉が住職の手で開かれて、特別に拝観することができます。
ちなみに現在のような御開帳の最も古い記録は享保15(1730)年。当時はだいたい8年に一度ぐらいの頻度で行われていたようです。

御開帳の期間中、本堂前に建てられる回向柱(えこうはしら)。回向柱は、阿弥陀如来の右手と「善の綱」で直に結ばれ、柱に触れることで前立本尊に触れるのと同じご利益を授かることができるという、ありがた〜い柱なんです。御開帳に行ったなら何はともあれ、回向柱には絶対触れておかないとダメですよ!


(写真提供:善光寺)

■ 御開帳はこれが見どころ!
御開帳期間中はさまざまな行事が行われますが、その中でも必見なのは、4/25(土)、5/9(土)に行われる【中日庭儀大法要(ちゅうにちていぎだいほうよう)】。
きらびやかな衣装の稚児を先頭に、朱色の大傘、鮮やかな彩りの袈裟をまとった住職や白衣の従者たちが練り歩く儀式は、見ているだけでありがたい気分になれるはず。


(写真提供:善光寺)

また、5/24(日)に行われる、【屋台巡行(やたいじゅんこう)】は、善光寺と縁の深い弥栄神社の祭礼「祇園祭」の屋台(山車)が善光寺に向かって長野市街を練り歩き、最後に舞踊や獅子舞を奉納する行事。とっても華やかな、街全体が御開帳を喜ぶような雰囲気が楽しめます!

これらの行事に都合がつかなくても、本尊の分身と言われる宝印を頭に押していただくことで極楽往生を保証してくれる【御印文頂戴(ごいんもんちょうだい)】というありがたい行事は、期間中毎日行われています。

他にもお朝事や夕座法要、お戒壇めぐりなど、ありがたい行事が満載なので、予め狙いを定めておきましょう。


数々の屋台が踊る屋台巡行 (写真提供:善光寺)

そう、せっかく信州に来るならほかの名所もあわせて巡ってみては? 
御開帳期間にあわせて、県内の観光スポット各所をおトクに巡ることができる「信州ぐるっとキャンペーン」が開催されます。
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御開帳のこの機会にぜひ、
「遠くとも 一度は詣れ 善光寺」!!
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