楽園信州

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<VOL.249>“しあわせ”発見~信州巡り~

“しあわせ”発見~信州巡り~
~お日様いっぱい ゆったり のんびり 戦国浪漫に温泉天国
~真田氏の郷~(2)

みなさん、こんにちは!
楽園信州・“しあわせ”発見~信州巡り~、ナビゲーターのリンダです☆

(四季・自然)・(味)・(技)・(生活・文化)

の4つのテーマをもとに、長野県内各地域の魅力をご紹介している『“しあわせ”発見~信州巡り~』。

第9回目は、上小地域です!
前編では、江戸時代の雰囲気が残る二つの宿場町や日本一の生産量を誇る「くるみ」をご紹介しましたが、後編では漆黒に輝く黒耀石や温泉天国・信州で、かの戦国武将も愛したと言われる上小地域の名湯をご紹介します。
★前編はコチラ


<太古の時代からの神秘「黒耀石」>

太古の時代から人々の生活と深く関わってきた石。あるときはお金、あるときは道具として、そしてあるときは装飾品…など、様々な場面で使われていました。
上小地域の長和町には、そんな人々と関わりの深い石があります。
それが、漆黒に輝く「黒耀石(こくようせき)」。
長和町の和田峠や国の史跡にもなっている星糞峠黒耀石縄文鉱山は、黒耀石の産地として知られています。
黒耀石は特定の場所でしか採れず、国内には70か所もの産地がありますが、中でも良質な黒耀石が採れる場所は限られています。
長和町は、本州で最大規模の原産地!旧石器時代、縄文時代から黒耀石を求めて多くの人々が集まり、大規模な鉱山として機能していました。


写真左上:黒耀石のふるさと「星糞峠黒耀石縄文鉱山」
写真右上・左下:黒耀石体験ミュージアムには、採掘坑のジオラマや
旧石器・縄文・現代の道具箱の展示などが展示されています。
写真右下:黒耀石
(写真提供:信州・長和町観光協会)

黒耀石体験ミュージアムでは、そんな黒耀石に関する歴史や研究の道のりなどがギャラリー展示されており、
長和町の黒耀石史のすべてを知ることが出来ます。ミュージアムは、明治大学の研究施設「明治大学黒耀石研究センター」と共同で現在も黒耀石の調査・研究を日々行っています。


写真左:黒耀石を採掘する縄文人の復元模型(黒耀石体験ミュージアム)
写真右上・右下:現代の発掘調査光景
(写真提供:信州・長和町観光協会)

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