2010.11.04 [佐久エリア]
Vol110■紅葉と食を満喫する、信州の秋~軽井沢~
すっかり秋も深まり、信州各地では紅葉が見頃を迎えています。
さて、「軽井沢」といえば夏の避暑地としてのイメージが強いかもしれませんが、森が広がるこの地域には、素晴らしい紅葉を楽しめるスポットがたくさんあるんですよ。今回は、軽井沢の紅葉を巡るおすすめドライブルートをご紹介しましよう。
軽井沢発展の中心地で、今なお古き良き避暑地の面影を残している「旧軽井沢」地区。この周辺で、紅葉の一番の人気スポットといえば、やはり「雲場池(くもばいけ)」です。
別荘地の森の中にある20分ほど歩けば一周できる小さな池ですが、周囲のモミジやカラマツが赤や黄色に鮮やかに色付いて水面に映し出された景色はとても美しく、毎年多くの人を魅了しています。
雲場池は、「スワンレイク」とも呼ばれる
雲場池の次は、北へ「旧三笠ホテル」方面へと向かいましょう。旧三笠ホテル周辺まで2~3kmにわたって続くカラマツ並木が、美しい黄金色に染まって実に見事です。
浅間山の伏流水が岩肌を白い絹糸のように流れ落ちる「白糸の滝」
カラマツ並木を過ぎたら、そのままさらに北の「白糸ハイランドウェイ」へ。旧三笠ホテルの先から「峰の茶屋」までを結ぶ有料道路で、浅間山麓の雄大な自然や秋には美しい紅葉を見ることができる人気の高いドライブコースなんですよ。
特に見ていただきたいのが、途中にある「白糸の滝」。この滝、高さは3mほどしかないんですが、70mに渡る湾曲した岩肌から水が流れ落ちる姿が、本当に白い絹糸が垂れているように見えるんですよ。この時季、周囲の木々の紅葉と白い滝のコントラストが、なんともいえず素敵です♪
静かな谷あいにある「千ヶ滝」。四季折々の美しい風情が楽しめる
白糸ハイランドウェイの終点「峰の茶屋」で国道146号に合流したら、国道を南下して「千ヶ滝」へ。
千ヶ滝は、国道からは少し奥まった場所にあり、途中約1.5kmの遊歩道「せせらぎの道」を通っていくのですが、この遊歩道は木道や水辺の遊び場などが整備されているので、ちょっとしたハイキング気分が味わえます。
遊歩道のゴールに現れる千ヶ滝の落差は約20m。浅間山の伏流水が勢いよく流れ落ちています。
時間があれば、もう少し国道を南下して「野鳥の森」へ足を運んでみてはいかがでしょう。ここでは森林浴やバードウォッチングを楽しむことができますよ。
「野鳥の森」の入り口には「ピッキオビジターセンター」があって、「野鳥の森」の地図を入手できるほか、森の生き物をモチーフにしたグッズの販売、ガイドツアーの受付なども行っています。
最近、急に寒くなってきたので、軽井沢の紅葉の見頃もあとわずか。この素晴らしい景色を見逃さないように、早めにお出掛けくださいね。
そうそう!紅葉もいいですが、秋といえばやっぱり“食欲の秋”という方も多いのでは?
以前にもお伝えしましたが、信州は今、大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」のまっ只中。その一環として、信州の食材を使った料理など対象メニューを食べたり農産物直売所で野菜や果物を買ってスタンプを集めると、長野県内温泉旅行無料ペア宿泊券などが当たる、「信州ぐるっと食の祭典キャンペーンスタンプラリー」を実施中です。
軽井沢周辺なら、横川サービスエリア(下り)の「信州ハーブ鶏きのこソース」、佐久平パーキングエリア(上り)の「佐久鯉のうま煮そぼろ重」などが対象メニューとなっていますよ。
「佐久鯉のうま煮そぼろ重」は3色の見た目にも鮮やかな定食
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