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Vol120■冬の諏訪の風物詩を味わおう

「お正月に食べすぎて太っちゃったから、カロリー控えなきゃ…」
この時期は、あちらこちらからこんな会話が聞こえてきます。
カロリーがほとんど無く、食物繊維がとっても多く含まれている「寒天」は、ダイエットに最適な食材として近ごろ人気ですよね。

実は国産の天然寒天の9割は、信州の諏訪地方で生産されているんですよ。


厳しい寒さの中で作られる寒天。この地域の名物羊羹の材料にもなっている。


この寒天、どうやって作るのか?何からできているのか?どうしてこんな名前なのか?皆さんご存知ですか。

寒天の原料となるのは、「ところてん」の原料でもあるテングサ(天草)と呼ばれる海草の一種。洗浄したテングサを、1~2日ほど水に浸してアク抜きし、釜で約12時間煮立てて煮溶かします。この寒天液を濾過したものを固め、屋外にさらして自然凍結・融解させます。最後に約2週間かけて天日乾燥させれば寒天が完成です。


これが寒天の原材料であるテングサ。海草なので、ほのかに潮の香りがする。

良質な寒天を作るには、次の3つの条件が必要といわれています。
 ■氷点下となる厳しい寒さが続くこと
 ■晴天の日が多く空気が乾燥していること
 ■水がきれいであること

諏訪地方ではこの3つの条件が揃っていたからこそ、海から遠く離れていても寒天作りが盛んになったのです。厳寒期に手間ひまかけて生産された信州の天然寒天は、その品質がとても高く評価されているんですよ。
ダイエットしたい人に限らず、健康によいといわれる寒天を日ごろから食卓に加えてみてはいかがでしょう。

☆寒天についてはこちらもどうぞ。 週刊信州Vol.76とく☆とく信州(パソコン・携帯兼用)

諏訪地方のもう一つの冬の名物といえば、「諏訪湖のワカサギ」。
諏訪湖では、雨の日でも風の日でも暖かい船内で快適にワカサギ釣りが楽しめる「ドーム船」が大人気です。釣具や餌などが全てセットになったパックもあるので、手ぶらで行っても大丈夫。大人から子どもまで、どなたでも楽しむことができます。
自分で釣り上げたワカサギは、格別においしいですよ♪


初心者でも釣り方をレクチャーしてもらえるので安心

諏訪湖のワカサギ釣りについてはこちら≫(パソコン用)
厳しい冬の諏訪の「食」の風物詩を、皆さんもぜひ味わってみてくださいね。

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