2011.09.08 [木曽エリア]
Vol150■歴史と自然を感じて~木曽路さんぽ旅【2】
信州の伝統的工芸品「木曽漆器」に出会う

こんにちは!
「さっち」こと水谷悟子(みずたにさとこ)です。
“さっちの旅する信州”木曽路を巡る旅の2回目は、木曽の伝統工芸「木曽漆器」に出会う旅です。
漆器を見るだけでなく、漆塗りの箸作り体験にも挑戦し、さらには“漆を使った飲み物”までいただいてきましたよ!
訪れたのは、江戸時代から漆器の産地として栄えてきた塩尻市「木曽平沢」地区。現在も多くの漆器店が軒を連ね、その風情ある町並みは、平成18年(2006年)に国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。

木曽平沢の町並み
ちょっとおしゃれな漆器店に立ち寄ってみました。
お店の中に入ると、中央に置かれたダイニングテーブルに、漆器がとてもステキに並べられていました。
「漆器」というと、特別な時に使うものというイメージでしたが、今は機能的にもデザイン的にも日常生活で使えるようなものがたくさんあるんですね。軽くて、美しくて、ぬくもりの感じられる「漆器」が、私は大好き。あれもこれも欲しくなってしまいました。

おしゃれな漆器店内
漆器のお買い物を楽しんだ後は、道の駅「木曽ならかわ」にある「木曾くらしの工芸館」へ。ここでは、木曽漆器や木工品、その他特産品の展示や販売などを行っています。

木曾くらしの工芸館前で
木曽漆器の体験学習ができるということで、さっそく挑戦することにしました。私が作るのは「木曽ひのき摺り漆箸」です。

先生に上手だね~とほめられ、やる気満々♪
■まずは、ひのき材を治具に乗せてカンナで箸の形に削ります。

■紙やすりで形を整えます。

■好きなデザインを描きます。
魚とリボンの絵に「週刊信州さっち」と入れました♪

■漆を1回塗り、体験はここで終了!
この後、先生が仕上げに3回漆を塗ってくださって、完成となります。作品は、後日郵送していただけますよ。世界に一つ、私だけの「箸」。出来上がりが待ち遠しいです。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
長野県観光部信州ブランド推進室
TEL:026-235-7247
FAX:026-235-7257