楽園信州

信州の旬情報をお届け!

しあわせ信州 > 長野県魅力発信ブログ > 楽園信州 > ■エリアで捜す > Vol157■東信州 中山道を行く【1】

Vol157■東信州 中山道を行く【1】

■長久保宿(長和町)
江戸から数えて27番目の宿場で、「和田峠」と「笠取峠」との間にあって宿泊する大名や旅人が多く、最盛期には50軒近い旅籠があったそうです。
ここでは「長久保宿資料館・一福処濱屋(いっぷくどころはまや)」に立ち寄りました。
2階は資料館として、長久保宿の歴史や生活文化に関する資料が展示されています。1階は無料休憩所になっていてお茶を飲むことができるので、歩き疲れたらここでひと息いれるといいですよ。


長久保宿資料館・一福処濱屋

■笠取峠の松並木(立科町)


街道情緒を残す松並木

長久保宿と芦田宿の間にある「笠取峠の松並木」。
江戸幕府2代将軍徳川秀忠は、全国の街道の整備をした際に、樹木を植えて並木を作らせたそうです。当時、この峠には、赤松の苗753本が植えられたと言われていますが、時の流れとともにその数は減り続け、現在残っているのは100本ほど。約1kmにわたり松並木が続いています。
長い間、街道を行き交う旅人を見守り続けてきたんですね。

■芦田宿(立科町)
さて、次は江戸から数えて26番目の「芦田宿」。
芦田宿の開設に尽力し、代々本陣を務めた「土屋家」の住宅が残っています。かつては高札場・問屋場・酒造蔵などもあったそうですが、現在残っているのは、寛政12年(1800年)に建て替えられた客殿のみです。


芦田宿本陣土屋家住宅

金丸土屋旅館

散策の途中、たまたま出会った地元のおじいさんが、「『酢屋茂(すやも)』さんは119年、『金丸土屋旅館』さんは200年前の建物だよ。」と教えてくださいました。
立派な歴史ある建物が、今もそのまま大切に使われていて、なんだか嬉しい気持ちがしました。


酢屋茂

芦田宿の近くに、とても眺めのよい日帰り温泉施設があると聞き、行ってみることにしました。訪れたのは、立科温泉「権現の湯」。
まず入口を入ってびっくり!ロビーの大きな窓から、浅間山連峰が目に飛び込んできました。雄大な山々と青い空、その裾野に広がる農村風景が心を癒してくれます。それだけではありません!その風景を、温泉に浸かりながらゆっくり眺めることもできるんですよ。ほんとに気持ちのいい温泉でした♪

「権現の湯」についてはこちら(パソコン用携帯用)

1 2 3

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

長野県観光部信州ブランド推進室
TEL:026-235-7247
FAX:026-235-7257