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Vol157■東信州 中山道を行く【1】

和田・長久保・芦田宿の巻

こんにちは!
「さっち」こと水谷悟子(みずたにさとこ)です。

かつて江戸・日本橋と京・三条大橋を結び、六十九次を数えた「中山道」。
信州には、その往時の面影を残している場所がたくさんあります。
【さっちの旅する信州】、今回は、東信州で「中山道の宿場巡りの旅」を楽しんできました!


■和田宿(長和町)
今回の旅のスタートは、江戸から数えて28番目の宿場「和田宿」。
中山道最大の難所といわれた標高1531mの「和田峠」を控え、次の「下諏訪宿」までの約22km、標高差800mの道程に備える重要な宿場だったそうです。


「是より和田宿」の石標

今でも本陣を始め、歴史ある建物が残る和田宿ですが、文久元年(1861年)3月、宿場の大半を焼失する大火があったのだそうです。同年11月には「和宮内親王」が御下向の際に宿泊されることが決まっていたため、すぐに全国から大工等を集めて宿場を復興し、無事にその役割を果たしたんだそうですよ。すごいですね~。
“皇女が武家に降嫁する”という日本史上稀有な出来事は、中山道の歴史においても大きな出来事だったんですね。


和田宿本陣

宿場内の「歴史の道資料館かわちや」は、文久元年の大火後再建された旅籠で、江戸末期の建築様式を伝える、出桁(だしげた)造りに格子戸のついた建物です。本陣とあわせて人気の観光スポットになっています。


歴史の道資料館 かわちや

和田宿には、街道に沿って、手入れの行き届いた立派な庭木のあるお宅が並んでいました。住民の方が協力して美しい景観を守っているんですね。


街道沿いの落ち着いた雰囲気の家並み
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