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Vol181■春の小布施を旅する!【1】

栗と北斎のまち♪

こんにちは!佐々木円(ささきまどか)です。
今回の「信州魅力発見!まどかの旅」では、小布施町に行ってきました♪
小布施といえば、“栗と北斎と花のまち”。
もちろん、ぜ~んぶ押さえてきましたよ!(笑)
お楽しみに。


初めに訪れたのは、小布施に行ったら欠かすことのできない「北斎館」。
江戸時代、浮世絵師として活躍した葛飾北斎(かつしかほくさい)は、83歳の時に小布施を初めて訪れたそうです。以降、都合4回にわたり小布施を訪れ、地元の豪商・高井鴻山(たかいこうざん)の庇護(ひご)のもと、数々の作品を遺(のこ)しました。


北斎館入口にて

ここ北斎館には、そんな北斎が小布施で描いた肉筆画や祭り屋台の天井絵などが展示されています。
北斎の代表作といえば「富嶽三十六景」ですが、今回、北斎が晩年に描いた様々な作品を鑑賞する中で、北斎の人生を感じることができ、これまでとはまた違った感動を得ることができました。
それにしても、こんなに細かく繊細に絵を描くことができるなんて、誰もが魅了されてしまうのだろうなと思いました。

私は、高校時代に文化祭で「富嶽三十六景」のうち、一枚を貼り絵にしてクラスで展示したことがあります。北斎の絵は、私の思い出でもあるんですよね♪
7月3日まで企画展「富嶽三十六景とエッフェル塔三十六景―ジャポニズムの流れの中で―」も開催中ですよ。是非、みなさん行ってみてください!


岩松院 本堂

北斎館で、北斎について更に興味を持った私は、もう少し北斎の世界に浸りたい・・・ということで、「岩松院(がんしょういん)」で北斎最晩年の作品、あの有名な「八方睨み鳳凰図(はっぽうにらみほうおうず)」を見ることにしました。

さすが!本物の迫力 ・・・ 想像していたものよりも遥かに大きくて迫力がありました。


160年以上経つ今でも色が鮮やか

“八方睨み・・・”というくらいなので、怖いのだろうなと思っていた私ですが、実際目にしてみると、何だか違う感じがしました。睨まれているというよりも、上から強く見守ってもらっているという安心感に包まれました。北斎に感動させてもらってばかりです(笑)。

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