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Vol181■春の小布施を旅する!【1】

北斎の世界を堪能した私は、次は“栗”を求めて町を歩きました♪
小布施は、昔ながらの町並みが残っているところが少なくありません。
土蔵が残っていたり、古い昔のお宅の裏に細い道があったり、そんな景色を楽しみながら歩くのも、小布施ならではの楽しみの一つです。


栗の木が敷き詰められています



ここの通りは、“栗の小径(こみち)”と名付けられ、名産の“栗の木”を敷き詰めて作られた道です。歩いていると、木の感触が優しく足に伝わってきます。歩くのも楽しくなりますね!

さて、北斎を堪能し、お散歩をして・・・お腹もすいてきたので、お昼ご飯を食べることにしました。やっぱりここへ来たら“栗”ですよね!
今回は、桜井甘精堂(さくらいかんせいどう)の「泉石亭(せんせきてい)」でいただきました。昔の面影が残る建物で、庭園を眺めながら食事ができるお店ですよ。

江戸時代から明治時代にかけて造り酒屋を営んでいた高津(たかつ)家。そのお屋敷の面影を残しながらお店にしたんだそうですよ。奥座敷の一部は当時のまま復元されています。


手入れが行き届いた庭も気持ちいい♪

天ぷらまでついて、豪華!

こちらでは、お昼に「栗おこわ」や「そば」が食べられます。
私は欲張って、どちらも食べられる“甘精堂御膳”を注文♪

早速、「栗おこわ」からいただきまぁ~す♪
栗が大きくてと~っても甘い!!美味しいです。
小布施の栗栽培は、室町時代にさかのぼるとか。江戸時代には将軍に献上され、“小布施栗”として全国的にも知られるところとなったそうです。こんな長い歴史があったとはびっくりです!御膳には、茶わん蒸し、お吸い物などもついて大満足な内容。
落ち着いた空間で、庭を眺めながらの食事は、とても気分がよく最高でした♪

お腹もいっぱいになったところで今回の旅はおしまいです。
次回は、春爛漫の花のまち・小布施を紹介します。きれいで可愛らしいお花がいっぱい♪お楽しみに!

※今回の取材にあたり、北斎館の館内と岩松院の「八方睨み鳳凰図」については、特別の許可をいただいて撮影しました。

■取材こぼれ話

私が小布施を訪れたのは、4月の終わり。岩松院では、こんな素敵な景色に出会うことができましたよ。
青空の下、山を背景に桜や花桃の花が咲きほころび、北信濃の春らしいのどかで美しい風景が広がっていました。
空気も澄んでいて、本当に気持ちがいい!ずっとここにいたくなるような気分になりました。
思わず深呼吸をしちゃいましたよ。
この花が咲く頃、再び訪れたいと思いました。

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