楽園信州

信州の旬情報をお届け!

<VOL.244>旬です!信州

<師走の南信州で神様が舞う!>
いよいよ師走、年末へのカウントダウンです。
飯田市遠山郷(とおやまごう)では伝統の霜月(しもつき)まつりが1日から始まりました。
南アルプス山麓・遠山郷に約750年前から伝わる霜月祭りは、国指定の重要無形民俗文化財。
2つの釜に湯をたぎらせて全国の神様を呼び込み、1年の感謝と地区の安全と豊作を祈願するものです。
南信濃地区にある熊野神社で始まった祭りは、かまどの火が赤々と燃える中、37の面(おもて)をかぶった氏子が次々に登場。体をぶつけ合いながら舞い踊る姿に祭りは最高潮に達しました。
霜月祭りは今月15日まで遠山郷にある9つの神社で順に行われます。
(12月2日放送)

<冬の川面で「こたつ舟」>
飯田市天竜峡(てんりゅうきょう)の天竜ライン遊船では、1日から暖房こたつ舟の運行が始まっています。
暖房こたつ舟は毎年12月1日から2月末までの期間限定です。
通常の舟を金枠やアクリル板で囲い屋形状にした船内に、豆炭こたつが作られています。
初日は午前9時半ごろからツアー客16人が乗り込み、こたつで暖をとりながら師走の川下りを楽しみました。
2月までの期間中に6000人が訪れる見込みで、暖かい船内から雪や樹氷など天竜川の冬景色を楽しむことができます。
(12月2日放送)

<安曇野の夜に「神の灯り」が>
安曇野市穂高にある穂高神社の境内で、6日から8日まで神竹灯(かみあかり)と呼ばれるイベントが行われました。
神楽殿から楽器の演奏と歌声が流れる中、竹筒に入れたろうそくの明かりが境内に点されます。
辺りが夕闇に包まれ始める午後4時半、5000本の竹灯篭に火が点されると、普段の静かな神社とは違ったにぎやかな雰囲気に包まれました。
穂高神社はJR大糸線穂高駅から徒歩5分ほどの場所。
3日間のイベントは、ろうそくの炎が燃え尽きる午後8時ごろまで続きました。
(12月6日放送)

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