楽園信州

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<VOL.202>I♥信州(あいラブしんしゅう)


山と農地の境には野生鳥獣の対策に
フェンスが張り巡らされています。

和俊さん:「長野県に初めて訪れたときは、山々の緑の深さ・濃さに驚きました。
昔からこの土地に住んでいる方は中々気づかないことかもしれませんが、私達の住んでいる高山村・千石地区は吹きぬける風がとても気持ちの良い場所です。
これからの時期は、紅葉が山の上から徐々に色づいていく様子が見れます。」

黄金色の田んぼと紅葉に染まる山々が作りだす美しい里山の風景が目に浮かぶよう。
お話を伺った9月末は、まだ長野県でも日中の気温が高い時期でしたが、時折吹く風が爽快で、風に揺れる稲穂のさらさら・・という音がとても心地良かったです。

<移住を考えている方に向けて>

最後に、三浦さんに移住を考えている方に向けて、移住へのポイントをお伺いしました。

和俊さん:「就農を目的とするのであれば、きちんと農業を教えてもらえるような環境かどうか。理想を追い求めるだけでなく、収入を得る手段、農繁期以外での働き口など、現実のこともしっかりと考えた方が良いと思います。」

和俊さん:「最初は戸惑うことがあるかもしれませんが、そこで生活していく以上、地域との関わり・地域の方の手助けが必要な場面が出てきます。
移住した時点で、ここに骨を埋めるだという気持ちで、こちらから積極的に声をかければ地域の方々はあたたかく迎えてくれると思いますよ。」

祥子さん:「高山村は、今まで出会った色んな方々との縁が重なって辿り着いた場所。なんだか高山村に導かれてきたような気もします。
それに今の暮らしは主人がいたからこその現状だと思っています。
2人じゃないと出来なかったことですね。」


明るく朗らかな三浦さんご夫妻

和俊さんの明るいお人柄と笑顔の素敵な祥子さん。
お二人の絆と米作りに対する真摯な姿勢、生き方は、地元・高山村の方はもちろん、全国のお客様にも広く伝わっているのではないでしょうか。

今まで高山村にはなかった農法でチャレンジを続ける三浦さんご夫妻は、千石地区に吹き抜ける爽やかな風のように、高山村に新しい風を運んできたのではないかと感じました。

■長野県では、東京・有楽町に「長野県移住・交流センター」を開設したり、県内各市町村でも移住に関する取り組みに力を入れています。

「長野県移住・交流センター」には、移住やIターン専門の相談員が常駐していますので、信州への移住に関心のある方はお気軽にご来場ください。

長野県と参加市町村が各地域の魅力を伝える、信州田舎暮らしセミナーですが、11月に「信州田舎暮らしセミナー“秋”」が実施されます。
各日程で参加市町村が変わりますので、移住先に合わせて参加してみてはいかがでしょうか?

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