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VOL233:北海道のたからもの 二つの海岸草原に咲く花物語

“信州まつもと空港からの就航地 北海道情報”(その37)

梅雨も明け、いよいよ夏本番です!
今年も猛暑と言うべきか酷暑と言うべきか・・・暑い夏になるのでしょうか?
ああ、暑さをしのぐために2か月ほど北海道に行っていたい気もします。
さて、今回の北海道情報は、“海岸草原”の紹介です。

★★北海道のたからもの~北海道遺産~★★

ふたつの海岸草原に咲く花物語
「ワッカ/小清水原生花園(北見市、小清水町)」

北海道の東、オホーツク海に面した海岸線には、春から秋にかけて美しい花が咲く2つの海岸草原があります。


(ワッカ原生花園)

北見市常呂町にあるワッカ原生花園は、約1万年前、段丘が結ばれて砂州となり、オホーツク海とサロマ湖を隔ててできた海岸草原です。花の季節には水平線と平行して美しい花が咲き、そこは花と水の楽園のよう。

明治の文人・大町桂月は、この景観に感嘆し「龍宮街道」と呼んだといわれています。春から秋には300種以上の草花が咲き誇り野鳥の繁殖地にもなっています。


(小清水原生花園の中を走る列車)

小清水原生花園は、網走市より東南に約15kmの位置にあり、北はオホーツク海に面し、南は濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた東西に長い砂丘の上に発達した海岸草原です。

一時期、外来種の繁殖で花が衰退した時期がありましたが、20年ほど前から野焼きや球根の植栽、帰化植物の除去を行い、現在では、春から秋にかけて約40種の花が見られます。

どちらの原生花園も6月~8月が花の見ごろ。
ワッカ原生花園では、馬車に乗ってお花畑をゆっくり見学することができる観光馬車「ドリームワッカ」が運行中。
小清水原生花園には、夏期限定でJR列車が「原生花園駅」に停車します。
短い道東の夏、可憐な花々が咲く天然のお花畑に足を運んでみてはいかがでしょうか。

◆サロマ湖ワッカネイチャーセンターホームページ
http://tokorollc.sakura.ne.jp/wakka/index.htm

◇小清水町ホームページ
http://www.town.koshimizu.hokkaido.jp/hotnews/category/156.html

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