2017.01.06 [ その他 ]
林務課の日常③~インターンシップその1~
こんにちは。 研修生のNです。
今回は5日間、研修をさせていただきました。
その中で印象に残ったことを お伝えします。
1つ目は、3日目に行った大原採種園での 断幹作業です。
実は学校の実習で、 大原採種園は見学させていただいています。
長野県のヒノキの苗木は 採種園の種から育ちます。
断幹作業は 種を取るヒノキの樹高を 止めるためにやります。
高くても脚立で 取れるようにするためです。
作業は高枝のこぎりで 行いました。
3~4mの高さで 止めます。
切り口から腐朽してしまう恐れがあるので 枝の直上で切ることで
切り口を巻き込みやすいように しています。
ちなみに、 採種園のヒノキは建材には使えません。
種を多くとるために 普通のヒノキと違い 枝打ちをしないからです。
森林もただ育てるのではなく 目的に沿った育成が大切だと 学ぶことができました。
2つ目は、4日目に研修に行った製炭現場の視察です。
炭窯は けっこう山奥にありました。
現在は 孟宗竹を使って 竹炭を作っています。
昔は ナラやスギも製炭していたそうです。
竹炭には 微小な穴が無数にあり、
もし穴を並べたら600m2ほどあります。(木炭は300~400m2ほど)
竹炭は木炭よりも 消臭効果や吸水、撥水効果が高いと言われ
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