2023.03.13 [ その他 ]
「木曽地域食育フォーラム」を開催しました!
木曽保健福祉事務所のKです。
令和5年2月22日(水)に木曽地域食育フォーラムを開催しました。
平成20年度から令和元年度まで「健康と食と農のつどい」として開催してきたつどいを、今年度からは食育の一層の推進を図る機会とし「食育フォーラム」と名前を変えて開催しました
参加人数を制限し、 感染対策に留意しながら3年ぶりの集合開催でしたが、参加者はオンライン参加も含めて60名弱となりました。
それでは、その様子を紹介します
木曽町開田こども園主幹保育教諭の田中さん、木祖村食生活改善推進協議会会長の奥原さん、木曽青峰高校森林環境科ビジネスコースの生徒さんからそれぞれの食育実践発表をお聞きしました。
参加された方からは、「こども園では、出汁の飲み比べや魚の解体、畑など様々な食体験を通して、子どもの気づきを大切にしながら、食に関心を高められるような活動をされており、地域とのつながりが食から生まれていると感じた」「高校生が伝統野菜に注目して木曽を元気にするという活動がとても素晴らしいと思った」「食改の方の活動の多さに感心し、地元の方のご協力がありがたいなと感じた」などの感想がありました。
次に、実践発表の助言も含めて「未来へつなげる食育を実践するために~持続可能な食を支える食育の推進~」と題し、高知県立大学特任教授・長野県立大学名誉教授の笠原先生よりお話いただきました。
参加者からは「こっそり減塩大切なことだと思った、耳かき一杯から早速チャレンジしていきたい」「食には人を良くするもの、コミュニケーションや心をつなぐものとしても関連することが改めて感じられた」などの感想がありました。
会場後方には、関係機関、団体等の食育活動紹介の展示を行いました。
木曽郡保育連絡協議会は大桑保育園での食育活動の様子を、木曽郡学校栄養士会は木曽牛給食の日の様子を紹介。
農村生活マイスター協会木曽支部は地域の食文化の継承などの活動を、木曽農業農村支援センターは上松小学校でのすんき作りの様子を紹介。
JA木曽女性部は地元小学生とのお米作りの様子について、木祖村食生活改善推進協議会は世代と地域をつなぐ食育活動の様子を紹介。
南木曽町食生活改善推進協議会は蘇南高校での食支援講座の様子等を、木曽町食生活改善推進協議会は若い世代への食育やコロナ禍での活動等を、木曽町えごまの会はお弁当献立の様子を紹介。
上松町食生活改善推進協議会は活動が制限される中工夫した食改通信の様子を、木曽保健福祉事務所は木曽郡内の信州食育発信3つの星レストランを紹介。
試食を作成してくださったのは、食生活改善推進協議会木曽支部の皆さん。
今年度の研修会でパッククッキングの調理実習を行ったので、とても手馴れていてさすがです
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
木曽地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0264-25-2211
FAX:0264-23-2583