2012.08.21 [ 自然・名水・秘境 ]
森林鉄道を訪ねて(1番線)~牛が淵~
木曽郡上松町赤沢自然休養林へ向かう途中に、森林鉄道の跡が数多く残っています。
森林鉄道小川線では小田野鉄橋が有名?ですが、今回はあまり知られていない小川(木曽川支流)の「牛が淵」に残されている橋を訪ねてみました。この橋は赤沢へと続く路線の一部です。
すでに鉄橋は無く橋脚だけが残されています。ちょっと哀愁を感じますよね
ここへは、近くに道から下りるところが無いため、下流から上ってきました。
ここまで来るのに汗だくです。
釣り人以外でここへ来る人はほとんどいないでしょう。
川の中央の橋脚は、長い年月と大雨による増水のためでしょうか、既に崩れています。
近くで見ると、現代のように鉄筋はなく主に四角に切った岩をコンクリートで固めて造られています。
赤沢美林に向かう途中には、「小谷狩留堰跡」や「林鉄跡」など、木材運搬の方法が川から林鉄へ、そして現在のトラックへと変わっていった歴史を語る多くの遺構が残されています。
しかし、この橋の名前は何か?気になります。
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