2012.08.28 [ 自然・名水・秘境 ]
木曽の涼を求めて PART3
今回は、木曽町開田高原西野にある「尾ノ島の滝」を紹介します。
この尾ノ島の滝は、御嶽行者の霊場として有名です。
立て看板によると、天明年間(1781~1788)、御嶽開山の祖・覚明行者は、この滝の幽玄な景観に感応し、この地からの御嶽登山を思い立ち、滝に打たれての「水行」満願の日、山頂に向かったといわれているそうです。
入口がわかりにくいのですが、この看板がある少し先まで車で入ることができました。
数台分の駐車スペースに車を置いてからは、このような足場の悪いところを進んでいきます。
<転倒などの事故に気をつけるほか、実はこのあたりには熊が出没することもあるようなので、十分注意する必要があります!>
気をつけながら歩いて行くと、滝が見えてきます
まさに幽玄な景観ですが、滝の近くにいるととても涼しく、なかなかそばを離れる気にならず、この地から御嶽登山を思い立つには至りませんでした・・・
水しぶきがかかるほどの近さで見ることができます。
まだまだ暑い日が続きます
夏の終わりに開田高原を散策し、避暑ポイントとして滝を訪れてはいかがでしょうか?
過去記事→尾ノ島の滝~覚明行者ゆかりの修行の滝~(2011年12月2日)
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