い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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「Viva!おやき Viva!しそジュース」あなたの好きなおやきの具は☺?

先生のお手本をもとに参加者も生地で包みましたが、大人はどうも欲張りなのか、具材をたくさん入れ過ぎて生地を破く人が続出!子どもたちの方がきれいに包んでいました。

最後の工程は、「蒸す」です。具材によって時間を変えて蒸します。

地域により、「蒸しのみ」や「蒸したあと焼く」、「焼きのみ」のところもあります。
北信出身のほりでーは「蒸しのみ」のおやきで育ちました。「蒸しおやき」は食感がもちもちしており、食べ応えがあります。

また、生地に使う粉の分量や種類によっても食感が異なります。
上伊那は、えびす講の時期に「米粉」とあんこで作る「おやき」が親しまれていました。
北信では、小麦を使ったおやきが主流ですね。

蒸し器から取り出して後は食べるのみ!!

蒸している間、会場内がおいしそうな香りに包まれて、お腹もいい感じに空いてきました!!

ついに、試食タイム!
定番の「丸なす」からいただきました。食べた瞬間、小布施丸なすがジュワっと口に広がりました。
丸なすに味噌だれの味がよく合い、余裕でぺろりと食べてしまいました。

つづいて、変わり種の「青じそきんぴらごぼう」
きんぴらごぼうの味付けを濃くしているからこそ、おやきに包まれて、丁度いいおいしさとなっていました!しかも、青じその風味がいいアクセントになって、とても食欲を掻き立てる味に。参加者からも「高遠てんとうなんばん」が入るからこそ、ピリ辛でいくつでも食べられると好評でした。

最後は、「かぼちゃクリームチーズ」です。
かぼちゃが甘く味付けしてあり、そこにクリームチーズ。もう、安定のおいしさで子どもたちの手も止まりません!

その後は、しそジュースの飲み比べです。皆さんは、「しそ」といえば、どんなイメージですか?

「しそ」は、緑色の「青じそ」赤色の「赤じそ」があります。このうち「青じそ」は、薬味の「大葉」として葉っぱの部分が使われます。今回の「赤じそ」は葉っぱと葉柄(ようへい:葉のもとについている茎の部分)を使って梅干しでも使われ、「ゆかり」としても食べられています。

今回は、この伊那谷で古くから栽培されていた「大曾倉(おおそぐら)」と「西春近(にしはるちか)」、「小町屋(こまちや)」という3種のしそを煮てジュースにしました。

この「大曾倉(駒ヶ根市)」と「西春近(伊那市)」、「小町屋(駒ヶ根市)」はもともと品種が同じで、その種が各地で栽培される中で、地域の気候や環境にあわせて地域に根付いた「しそ」です。
「伊那谷の種と料理を伝え隊」の肥野志穂さんから、この3種のしそについて説明がありました。飲み比べでは、市販のしそで作ったジュースを基準として、そこから色、香り、渋みを比較しました。
地域品種ごとに色が異なり、鮮やかな紫色から暗い紫色がみられ、味の特色があり、とても面白い体験ができました。当日のアンケートでは、渋みについては様々な評価があり、香りでは基準のしそより「大曾倉」のしその方が強い香りであったという結果でした。

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