こんにちは
林務課林務係です。

春先の空気が乾燥し、山火事の発生しやすい時期を迎え、大切な森林を山火事から守るため、令和４年３月８日（火）に上伊那地区 春の山火事予防パレードを実施しました。

伊那合同庁舎正面玄関にてパレード出発式を行い、上伊那地域振興局長、南信森林管理署長、上伊那広域消防本部 伊那消防署長から激励のお言葉をいただきました。

また、出発式参加者の皆さまが見送る中、消防署、市町村、南信森林管理署、上伊那地域振興局の車が出発し、広報車により山火事予防を呼び掛けながら上伊那全域で啓発活動を行いました。

当日の天気は晴れ、巡回中にはたき火や土手焼き等をされている方が多数いらっしゃり、直接注意喚起をさせていただきました。

山火事の多くが春先に発生し、その原因の多くは、たき火や農作業による土手焼きです。
空気が乾燥した風の強い日には、アッという間に火が燃え広がり、何十年と大切に育ててきた森林が一瞬にして失われます。

伊那消防署長の「山火事はたき火等の延長線上にある」という言葉のとおり、少しの油断が大きな災害に繋がりかねません。

「　山火事を　防ぐあなたの　心がけ　」

これは、令和４年春の山火事予防運動の全国統一標語です。
この標語が表すとおり、山火事は一人ひとりの心がけにより防げるものが多くあります。
大切な森林を守るため、皆さまの御協力をよろしくお願いいたします。

燃えている火が見えますか？

日中のたき火等の注意点として、火が見えにくい点があり、燃やしている方自身も燃えないよう十分御注意ください。
火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火しましょう。

また、たき火等をする際は、火災と間違えられないよう消防署に届け出をしましょう。
午後になると風が強まる日が多くあります。風が強い日、空気が乾燥している日はたき火等を行わないようにしましょう。