箕輪町立箕輪北小学校では、毎年この時期に、箕輪町長田の「ながた自然公園」でシジュウカラの巣箱かけを行っています。

この活動は1971年から続けられている伝統ある活動で、今年は「第68回愛鳥週間 全国野鳥保護のつどい」で野生生物保護功労者表彰・環境省自然環境局長賞を受賞しました。

全校児童が夏休みに製作した巣箱のうち20個の巣箱かけの活動が、5年生77名により、11月13日(金)に行われました。

 
はじめに、昨年の活動で取り付けた巣箱を取り外します。
高い所での作業なので、みんなで協力して、安全に気をつけながら取り外しを行います。

中を確認してみると、使われた形跡のある巣箱もありました

新しい巣箱を取り付けて、「シジュウカラ」を迎える準備完了です。

5年生の皆さんには、巣箱を作り、設置することで、この活動の目的でもある「自然を大切にする心」と「故郷を愛する気持ち」を育んでもらえたことと思います。

これまでの先輩たちが43年にわたり続けてきたこの活動を、これからも継続していってほしいと思います。

上伊那地方事務所 林務課からのレポートでした。

※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ（ＵＲＬは以下のとおり）からご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kamichi/kamichi-rimmu/shokonorin/blog/h26.html

【今回、シジュウカラの巣箱を設置したながた自然公園はこちらです】