バラたちが見守る中、キキちゃんの軽快なタンギージョ・デ・カディスでショーがはじまりました。初めて会った頃はまだ保育園児だったのに、すっかり一人前のバイオーラ（踊り手）に！
続いて、喜びや幸せを表すアレグリアスで、バラ祭りの会場を盛り上げます。衣装はすべて出演者の手作りとのこと！綺麗ですね～

次は、友情出演のレジェンダ・デ・松川のファンダンゴ・デ・ウェルバ。かつて、同じ板の上で踊った仲間も出演！パリージョ（カスタネット）の乾いた音が、高遠の山々に響きます。
そして、同じファンダンゴ系の曲種でロンディーニャ。スペインのロンデ地方の自然の美しさを歌った曲とのことで、まさに、高遠の豊かな自然にピッタリ。ビシッと決まって、カッコいいです

深い哀しみを背負いながらも、まっすぐ歩いていく女性を表現したティエントの後は、キキちゃんと由佳先生の母娘2人でルンバ。

会場からの「オレ～！」という掛け声とパルマ（手拍子）が響く中、全員でのセビジャーナスで華やかに前半が締めくくられました。

休憩の間、お客さんたちは思い思いにバラ園を散策して、目を楽しませていました。香しいたくさんのバラたちに、すっかり心が癒されます。

後半は、ジプシー・キングスの曲で元気よくスタート！そして、母娘のロサ・マリア、トリアナのタンゴと続き、タンゴ2連発でノリノリのステージへ。

と思いきや、シギリージャ・イ・マルティネーテとソレア・デ・ブレリアの、死や苦しみを表現した黒い世界の2連発。感情が入りすぎて、見ているうちに眉間にしわが・・・