2014.11.28 [ 地域振興局 ]
上伊那農業高校の間伐実習2014
最初、遠巻きだったのが、どうでしょう。2日目には山で働く林業のプロのような姿になってきました。林業士さんたちのカッコよさに、かなり刺激を受けている様子。
将来、全員が林業で働くわけではないかもしれませんが、林業でなくても、今回の実習での体験はこれから生きていく上で、いずれ必ず役に立つに違いないと思います。
実習が終わった後の森の中は、陽の光が射し込み、とても美しくなっていました。健全な森となって、今後、何百年とお寺を守っていくことでしょう。
実習地を提供してくださったお寺の住職さんから、「チェーンソーでの伐木は初めての挑戦だったと思うけれど、卒業して社会に出ると初めて経験することの連続です。今日の実習のことを思い出して、初めてのことにも恐れずに果敢に挑戦していってください」との、ありがたいお言葉をいただきました。みんな真剣に聞き入って、清らかな静寂の中、間伐実習は無事、終了となりました。
実習後は、仲良くなった講師の林業士さんたちと一緒に、にこやかに記念撮影
初めて伐った木の輪切りをおみやげに持って帰る生徒さんもいて、きっと、高校生活の中でも忘れられない実習になったのではないかと思います。
講師の皆様、2日間、本当にありがとうございました!
この実習は、全国林業研究グループ連絡協議会の「高校生等に対する林業経営・就業体験等事業助成金」を活用して、将来、森林・林業関係の仕事が選択肢のひとつとなるよう、実施しています。ひとりでも多くの高校生が森林・林業に興味をもってくれて、地域の森林を愛し、守り育てる人に育っていってくれることを期待しています。
上伊那地方事務所 林務課からのレポートでした。
※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ(URLは以下のとおり)からご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kamichi/kamichi-rimmu/shokonorin/blog/h26.html
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