い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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明日に翔け!上伊那ファーマーズの集い 2

5 神戸集落(辰野町)
功績の概要
平成12年度から始まった中山間地域等直接支払制度を活用して、荒廃農地の防止、環境整備、潤いのある田園風景を目指して、協定内の農地の保全・管理等を行ってきた。現在の協定面積は15.1ha、協定参加者43人で活動している。
 この地区の独自の事業として、「神戸水仙の里づくり」に取り組み、平成14年には農免道路と西天竜水路の間の荒廃地約400m、幅6mの農地へ集落住民の協力により、球根約900個を植え付け、以来、年2回の草刈、年1回の除草等の手入れを行い、約10万本の水仙の花を咲かせている。

6 信州もみじ湖夢くらぶ(箕輪町)
功績の概要
「夢が持てる夢のある農業で町を元気にしたい」と町内東箕輪地区の有志により、平成15年8月に発足し、現在の会員は35人となっている。
ワイン用のブドウの栽培に当初から取り組み、荒廃農地を解消し、約35aの農場で町内・県外からも参加するオーナー制度を導入して330本を植栽した。毎年収穫したブドウは醸造を経て、みのわオリジナルワイン『momijiko夢wine』として、自分たちで作った安心安全な農産物の一環として自信を持って販売している。
また、11月の箕輪ダムもみじ湖の紅葉時期にあわせ、自然に感謝し、みんなで祝う収穫祭「もみじ湖夢まつり」は本年度で11回目の開催となり、農業関連のイベントや軽トラ市、農産物の販売などを行い、地域振興の発展に寄与している。

7 若葉の会(飯島町)
功績の概要
昭和60年頃から会員の家で採れた夏野菜を使って、福神漬け「福美人」を商品化した。
現在も、マーケットやイベント、道の駅直売施設等で、今も変わらぬ味を守り続け、3種類の商品を手作り・販売している。
また、町の農村女性連絡協議会に所属し、町内の農村女性グループが町の農産物を使い、手作りで作った詰め合わせセット「まめっ子ふるさと便」にも加わっており、町内外から注文もあり、町の農産加工品のPRにもなっている。
こうした農村女性のグループ化による地域農産物の加工・販売は、地域農業活性化のモデルとして農業振興に多大な貢献をしている。

8 穂高 卓郎(南箕輪村)
功績の概要

南箕輪村の認定農業者であり、水稲、野菜類、キノコ(椎茸)の複合経営(約1.2ha)をしており、妻、長男(後継者)と共に、地元塩ノ井地区を中心に家族経営協定を営み、経営面では省力化を進め、模範的な農業経営をしている。
また、アスパラガス及び白ネギの生産技術は特に顕著である。
農業委員会委員を3期9年歴任し、村農地行政の適正な執行へ寄与した。
村全体の集落営農組織である「農事組合法人まっくんファーム」では、任意組織時代から塩ノ井地区の支部長として、基盤体制・組織整備に尽力し、現在でも理事として第一線として経営に携わっている。

9 伊藤 敏(中川村)
功績の概要
小渋川総合開発事業の一環としての南向土地改良事業に、昭和35年当時から携わり、南向地区土地改良区から土地改良組合へ移行した昭和59年からは理事を、平成8年から平成13年までは組合長を歴任した。
 特に、組合長在任中は県営中山間総合整備事業や県営中山間地域総合農地防災事業による圃場整備、用排水路整備、ため池改修等の基盤整備事業において、県、村・受益者の橋渡し役として、事業の進展に並々ならぬ功績を残した。
 また、平成16年から平成24年まで、北島用水組合組合長在任中の平成18年・23年には、台風により流出した頭手工の再建に尽力するなどの活躍をした。
それぞれ永きに亘り地域農業の基盤整備に尽力するとともに、現在も現役の農業者として、後進の指導にあたっている。

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